杭頭補強筋を取り付けたらいよいよ次は配筋作業。
でも
ここで1つだけ確認して欲しいことがある。
それの確認を怠ると後から指摘されたときに何倍もの
労力が必要だし、状況によっては対応すること自体が
限りなく困難なケースもあるはず。
あなたもそんな困難な状況は出来るだけ避けたいよね。
では
私が一体何を確認して欲しいか?
と言うと「清掃状態」である。
なぜなら
基礎のコンクリートを打設する寸前に、泥のついたままの
「鋼管」や「鉄筋」が目に入ればそのまま見過ごせないから。
工事監理者さんも
「泥がついていて付着に問題有りそうだけど、まぁ良いか」
とは言ってくれないはずだからね。しかも、掃除すれば
改善する事が目に見えているので、清掃の手間などは気にせず
「泥がついているので、もう少し綺麗にしてね」
とあっさり言われてしまうのがオチだろう。
具体的には
杭の頭部に表れている部分や鉄筋部分を、ワイヤーブラシや
ベビーサンダーにブラシのヘッドを付けて擦ったり、
ハンマーなどで叩いたりして綺麗にすれば良い。
そこで
基礎の配筋を行うと、コンクリート打設前には目視で
確認することが配筋量が多いと難しい場合もあるので、
「事前に写真撮影」をしておくことを私はオススメする。
もしも
基礎の配筋検査の時点の時に「杭は綺麗にしている?」
と聞かれたときに、「清掃前」「清掃中」「清掃完了」の
写真が1セットでもあれば十分に説明できるよね。
その「1枚の写真」があなたを窮地から救う事になるかもね。
つまり
杭工事が完了して基礎工事に渡す前に確認すべきことは
「杭の基礎取り合い部や、鉄筋の清掃」が出来ているか?
を確認することである。
もしも
最後の確認を怠って基礎の配筋を始めてしまい、工事監理者さんの
配筋検査の時に、
「杭頭をもう少し清掃してもらえませんか?」
なんて言われたら、とてつもなく労力が掛かるのは、
察しの良いあなたなら分かるはず打よね。
更に
現場を上手に運営していくには「明日作業出来る状態か?」
を確認することはとっても大事だよ。
こちらで、記事にしているので合わせて読むと効果的だよ。
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