TMがテレビやネットのニュースを見ていて一番「不快」な言葉とは?

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あなたには「不快」だと感じる言葉ってあるかな?

当然、差別を助長したり、尊厳をけなすような言葉、
様々なハラスメントを誘発するような言葉は「不快」と感じるし、
報道のプロとしてテレビのニュースで発言されることは無いだろうし、
まかり間違って発言してしまったらネットで「炎上」してしまうはず。

 

しかし

私が10年以上前から「不快」だと感じている言葉は
当たり前のように、テレビやネットに流れている言葉である。

その「ある言葉」を用いることで対象となる企業や個人を
全否定をしてしまう位「強い」言葉であると私は感じている。

 

そして

昼休憩中にあるネットのニュースを見ている時に、「ある言葉」
に遭遇してしまい、またもや「かなり不快」に感じてしまったので、
私も不特定多数に対して文章を書いている立場として、
記事にしておこうと感じたので、今回は普段と違う記事になっている。

 

では

TMは一体どんな言葉が「不快」と感じるのか?

 

だけど

それは、「ずさん」もしくは「ずさんな管理」という言葉だ。

 

ちなみに

「杜撰(ずさん)」とは、三省堂 大辞林によると

手をぬいたところが多く,いいかげんなさま。 「 -な工事」 「 -な計画」

と書いてある。

 

では

何故今回このような記事を書こうと思ったのか?

 

なぜなら

建設業などの物を造る業種においては品質においても、
安全においてもトラブルや事故が発生した場合に「ずさんな管理」
という言葉を用いられてしまう可能性が非常に高いから。

 

更に

この「ずさんな管理」という言葉を使う人たちは、
私が知る限りは「該当の内容と関係ない業種」をしている
という場合が多い。

 

例えば

テレビのアナウンサーであれば、報道機関などのトラブル以外は
「関係ない業種」であると言えるだろう。

その関係ない業種の人たちが「ずさんな管理」という強い言葉を持って、
簡単に片付けてしまっている所が「不快」なのだ。

 

更に

コメンテーターとして専門家が招かれて「理想論」だけを語って、

「ずさんとしか言いようが有りません」

と言ってみようものなら

「あなたが実際にその立場になったら、
キチンとした管理が出来るのか!?」

と問いただしてみたい。

 

なぜなら

建設現場など「ものつくりの現場」に携わっているあなたなら
きっと分かって貰えると感じているが

「物事は教科書通りには進まない」という部分が強く、
「裏側の見えないけど、実際に行ってきた努力」を
「ずさんな管理」という言葉は全く見ようとしないからである。

そのトラブルが「本当に取材、検討した結果ずさんなのか?」
とりあえず「ずさんな管理」という言葉で片付けてしまっているのか?
という事を考えながら見ていると、後者だろうと感じる場面が
多いから、私が「不快」と感じるのだ。

 

確かに

異業種の人から見ても「ずさん」と感じることはある。
だけど、同業者の事故の報道を見ていると

「仕方ない部分があるのでは?可哀想だな」

と感じる部分が少なからずあり、同業者の目から見ると
決して「ずさんな管理」という言葉1つで片付けられないような現実や、
対応したくても現実問題として難しいという事も有るだろう。

 

本来は

「何故起きたのか?」を掘り下げる必要がある場面でも、
「ずさんな管理」という言葉を使用した時点で「悪者」も
「管理を怠った」という原因で片付けられてその先が無いからである。

 

だから

安全な立場から「悪者」に向けて吐き捨てるような
「ずさんな管理」という言葉を使用せずに、当事者の
立場になって「なぜ」を考える世の中になって欲しい。
と私は願っています。

 

最後に

私自身が記事を書く場合に、1つだけ気をつけていることは、
「他人を誹謗中傷するような事は書かない」ということです。

別に、炎上するのが怖くて書かないというわけではないのです。
ただ、他人を誹謗中傷する資格が私には無いと考えているからです。

このブログを書いている一番大きな目的は「情報の共有化」であり
「困ったときの参考書」の1つになって頂ければ良いからで、
世間の注目を集めて目立ちたいという気持ちが無いからです。

 

だから

私からあなたへ今回お伝えしたいことは、
「ずさんな管理と呼ばれないように日々努力して欲しい」
という事です。

それでも、トラブルや事故が起こった場合には「ずさんな管理」
と言われることも有るでしょう。

 

しかし

心のなかでは「しっかり管理したんだ!」といえる様になって欲しい。
という、希望を込めて書いてます。

 

そこで

もしも、品質や安全に興味があるならこちらのカテゴリを読んで下さいね。

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更に更に

今後は、知識とともに「建設業界の現状や未来」についても
少しずつ書いていこうかなと考えています。

出来るだけ「新技術」など未来に向かった内容についての
前向きなコメントをしていければ良いなと考えているので
まだ、この記事が最初ですが「新カテゴリー」を用意しました。

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