現場を全体観で管理するには現場所長の器が必要?

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所長や副所長の立場で現場全体を管理してく立場であるのに、
「木を見て森を見ていない」という人が非常に多い。

あなたはどうだろう?

 

自分の興味のある担当に口を突っ込み過ぎたり、
1つの問題にかかりっきりになっていたりしないかな?

別に、仕事の全体量が把握できていれば、私は文句を言うつもりはないよ。

 

しかし

実際に廻りを見回してみると、
全体が有る中での1つの作業という認識を持って仕事をしている人は、
必ずしも多くはないと感じている。

 

では

「所長の器」とどのような関係が有るのか?

 

例えば

もしも所長の器が実際に有るとするならば、
全ての仕事の総量がスッポリと納まっているのだろうか?

別に所長が全ての仕事をするという意味ではなく、
すべての仕事を把握した上で、誰にやらせるか?
と適切に選択できているのか?という意味。

これが、私が「仕事の全体観」を所長の器で例えた理由。

特に、現場の終盤になると本当に「全体観」で、
残りの作業と期限を把握した上で指示を出さないと、
最悪検査に間に合わないという悲劇が訪れるかも知れないよ。

 

更には

現場の終盤でバタバタしないために、
今のうちから「取り組んでおくべきことと何か?」

という問題意識を常に持っていると、
精神的に余裕を持ちつつ現場の終わりを迎えることが出来る。

 

結局

所長の現場の中についてすべきことは、どの作業が大変で、
誰にやらせるのがベストか?
という職員配置を検討することであると感じる。

当然、個々の職員の能力や将来を見据えてやらせたい仕事を、
優先的に割り当てるという考え方をするべきだし、
職員が不足することが明白なら、
早めに会社に相談を持ちかけるべきである。

 

いずれにしても、「努力したけど出来ませんでした」という言い訳は、
若手職員なら通じるけど、所長や副所長クラスになってくると通じない。

 

是非、あなたには現場の終盤を見据えた、
スムーズな現場運営をして頂きたいと心から願っているよ。

 

つまり

現場を「全体観」を持って管理するということは仕事の「総量」をまず把握するということ。

日々積み上げられている仕事が終われば現場が終わるという考え方ではなくて、
自分の行っている、又はやられせている仕事が「全ての仕事の内の、どの位置に有るのか」
を常に意識をするということ。

 

頭の中で「仕事の総量」が分かっていないと、仕事の進めるべき順序を間違い、行き当たりばったりの現場になってしまうよ。

 

大切なのは段取りなので、この記事も合わせて読んでおこうね。

↓  ↓  ↓

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