顧客からの依頼を最速で返す事が時短になる意外な理由とは?

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顧客からの突然の依頼。

 

現場を運営していると施主や設計事務所などから、
時にはお願いされることがあるよね。

「あ~、資料を作成するの面倒くさいな」

と感じることがあなたにも有るかもしれないね。

 

以前

私はある体験をした。
それは、複数の会社にある設計事務所が同じ依頼を行ったのだ。

「◯◯という工法と、△△という工法のメリットを比較してほしい」

という内容だった。

 

そして、最後に一言付け加えられたのだ。

「◯◯建設にも、実は2週間前にもお願いしているんだけど、
まだ、返事がないんだよね」

とね。その◯◯建設は、私の会社より大きな会社。
きっと資料を作成したら、確実に飼料の品質では負けるはず。

設計事務所から現場への帰り道で、
私は、大手の会社に依頼していることを、
何故依頼されたのか?について考えてみた。

 

そこで、1つの仮説がひらめいたのだ。

「もしかして、急いで資料が欲しいのでは?」

実際、2週間前に◯◯建設に依頼している内容が、
いつまで経っても返答が無いから、私に依頼したのでは無いか?

 

しかし

私には、短期間で立派な資料を作成するノウハウは無い。
取り敢えず、専門業者にヒアリングをして、
味も素っ気もないエクセルの表に、
工法の比較をまとめて依頼を受けた当日中にメールで返信をした。

実際に、資料の品質は良くない簡単な表なので、資料の作成に掛かった時間は1時間も掛かっていない。

 

そして、メールに一言添えたのである。

「取り急ぎの資料なので、必要最低限の情報をまとめています。
追加の情報が欲しいとか、体裁をもう少し整えてほしいなどの、
追加の要望があれば、おっしゃって下さい。」

すると、相手からの返信は

「早速の回答ありがとうございます。
提案する資料はこちらで作成するので、
送付頂いた資料で結構です」

 

そこで、私の依頼事は終了。
その後も、何度が他の件でもやり取りをしていたけど、
最速で回答をすることにより、相手の印象に残ったのか。
会えば良く話をする仲になったのだ。

 

しかし、

取り急ぎの資料を回答して、
追加の指示を貰うという手段を取っていなかったら、
どうなっていたのだろうか?

  • きちんとした資料を作成するため時間を問われる。
  • 情報だけ欲しいのか?そのまま使える資料が欲しいのか?を間違えると、労力が無駄になる。
  • 資料作りにのめり込むと、相手の本当に欲しい内容からずれていく危険性がある。

 

だから

私は、その件以降は、最速で速報を返して、追加の指示を待つ。
というスタイルを取っているよ。
結果として、圧倒的に時間の短縮にもつながっているからね。

 

つまり

顧客からの依頼を最速で返す事が時短になる意外な理由とは、
依頼の結果を速報として簡単にまとめるだけでも、
「回答の速さ」という付加価値が付いているので顧客の満足度が上がるから。

しかし、回答までに時間が掛かると、同じ資料でも
「時間かけてこの程度か」と顧客が感じてしまう可能性が有るということ。

「回答の速さ」と「回答の資料の品質」は、実は反比例しているということ。

 

だけど

大切なのは、顧客の要求していることを間違えずに
「ピンポイント」で回答してあげることが非常に大切だよ。

相手の考えていることを想像するにはこちらの記事がオススメ。

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