現場所長は営業をしろ!
と会社から、あなたの上司は言われているかも知れない。
しかし
ずーっと、現場で技術者としてやって来た人間にとって
いきなり営業しろって言われても、コネもノウハウも無いはず。
「一体私に何を求めているの?」
と途方にくれてしまうかもしれない。
では
営業情報ってどこから舞い込んでくるのだろう?
私が考える一般的なルートは、
- 施主や設計事務所などのお客さんからの情報
- 協力業者からの情報
- 近隣さんなどの現場周辺の第3者からの情報
の3つである。
「えっ、近隣さん?」
と、あなたは感じたかもしれないが、
実際に、私の経験としても何か事あるごとに話をして
段々仲良くなってくると情報が舞い込んで来たことがあった。
だから
立派なルートの1つなのだ。
結局
所長になると、現場以外の人と話をする機会がかなり増えるので
その中で、世間話ベースから段々と深い話になることも有るのだ。
しかし
営業情報をくれる人は、誰にでも情報を流すわけではない。
「あなたの会社に任せたら安心」という気に相手がならないと
メチャメチャおいしい営業情報も絶対に舞い込んでこない。
では
営業情報をくれる相手が、「情報を出すか?出さないか?」
の境目になる基準って何だろう?
それは
あなたの働いている現場自体や、
現場で働いている人たちの印象。
例えば
- 現場が綺麗
- 品質的に満足行く仕上がり
- 事故を起こしていない
- 挨拶がしっかりしている
- クレームや要望に真摯に対応
- 現場の周囲に気を使っている
などの項目を、あなたが知らない内に
実はしっかりとチェックされているのだ。
そして
チェックの結果、「合格」であれば、
営業情報が舞い込んでくる。
それだけ、「現場の印象」って重要だよ。
あっ
私が今までで1番嬉しいな、と感じたことは
施主の人に「次の物件もお願いしたい」と言われたこと。
それだけ評価されている証だからね。
つまり
現場所長が営業する3つのルートとは
- 施主や設計事務所などのお客さんからの情報
- 協力業者からの情報
- 近隣さんなどの現場周辺の第3者からの情報
であり、たった1つの有用なツールは「現場」である。
現場の印象が良ければ、
「この会社になら安心して任せることが出来る」
と感じてもらうことが出来るので、色々なルートから
営業情報が舞い込んで来ることが多い。
更に
自分の現場がどのように見られているかについては
1歩引いた所から自分の現場を見つめなおす事が非常に効果的。
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