現場所長になると営業もしろ!
と会社から言われている人もきっといるはず。
でも
今まで技術者として毎日過ごして来た人間が
いきなり所長になったからといって、お客さんと営業の話が
出来るようになるなんて思わないよね。
しかも
どちらかと言えば、営業的な仕事が嫌で技術屋の方が良い。
と考えてやっている現場監督も結構多いと感じるよ。
実は、私もその1人である。
別に、性格が明るいわけでも無いし、話が上手なわけでも無い。
しかも、嫌なことがあったら顔にすぐ出る性格の私が営業に
向いているとは、自分自身では全く思っていないのである。
しかし
現場の営業って、別にかしこまってスタートするものでも
無いのかな?と最近感じるようになったよ。
例えば
最初は普通に現場の業務をこなしていると、
その内だんだんとお客さんと仲良くなることもあるよね。
そして、何度も何度も話をしていると、雑談ベースの時に
ポロッとお客さんが情報をくれたりすることもある。
または
現場の中のことでなく、他の何か新しい取り組み等で
知恵を貸して欲しいと頼まれることも有るかもしれない。
そこで、技術的な解決策を示してあげると
相手からの信頼度はきっと上がると感じる。
その提案した内容が非常に良ければ、
「君の所でやる?」という風になるかもしれない。
今の例は、少し極端だったかもしれないけど
私の言いたいのは、普段からのコミュニケーションを
しっかり取っておいて、信頼関係を築いて行けば
自分から積極的に行かなくても、情報を得ることは出来る。
だから
別に話下手でも、消極的な性格でもしっかりと技術的な話が
出来ることの方が重要であると感じる。
逆に、軽い感じで話し上手が行ったほうが
「説得力に欠ける」とお客さんが感じる場合も有るということ。
でも
大前提が1つだけある。
それは
あなたの現場が、お客さんから「次もお願いしたい」
と言われるような、素晴らしい現場であること。
もしも
「次は勘弁して」とお客さんが感じていたら
絶対の営業情報なんて来ないからね。
つまり
現場所長が営業!話下手や消極的な性格でも大丈夫か
という不安については、問題ないと感じる。
一般的な売り込みの営業とは異なり、技術的な話を交えながらの
営業の場合は、逆に話し下手や消極的な感じのほうが
妙な説得力を得ることも出来る。
だから
あまり深く考えずに、お客さんの求めている物は何か?
をしっかり考えるべきだと私は感じるよ。
更に
お客さんの心理を知る秘訣はこちら。
↓ ↓ ↓
この記事へのコメントはありません。