設計事務所への質疑応答って担当者によって
回答までの時間が本当にマチマチだよね。
すぐに返ってくる担当者もいれば、
何時までたっても返ってこない担当者もいる。
しびれを切らして催促すると
「あっ、後で調べようと思って忘れてました…」
という返事が帰って来て
「おい!」
と、喉元まで出そうな時が幾度もあった。
しかし
同じようなやり取りを繰り返すうちに
回答が早くなるコツが段々分かってきた。
先程のコツを使うと、面倒くさがりな設計事務所の
担当者に対しては効果バツグンだったよ。
では
どのような質疑の仕方をしていたか?
についてだけれど、ひとことで言うと
「宜しい」という回答が来るような質疑にする。
具体的には
サッシの納まりを変更したい場合に、
現状のサッシの納まりだと、雨水の侵入が懸念されるので
設計図の納まりを、変更案の通りにさせて頂いてもよろしいですか?
と言う文章の共に、
変更前の図面に問題点を記入して、
変更後の図面も両方付ける。
そうすると
- 変更したい理由・問題点
- 問題のある納まり
- 変更したい納まり
- 変更することによる効果
を相手に示すことが出来る。
その質疑を読んで、設計事務所の担当者が納得すると
「宜しい」と回答が出来るのだ。
しかし
先程あげた質疑資料を作るのは結構大変。
だけど、何時までたっても回答が返ってこないよりは
全然ましであると感じるよ。
だから
もしも、あなたの現場の設計事務所の担当者が
中々返事をくれないのであれば、今回の記事の方法を
試す価値はあると私は確信しているよ。
更に
今回の方法が有効であると感じるもう1つの理由は、
「不具合の生じそうな納まりに対して提案をしてくれる施工会社」
という好印象を与えることが出来るので、信頼をしてもらえれば
後々の変更が通りやすくなるというメリットも有るからね。
つまり
設計事務所に対して回答を早く貰う為の質疑の仕方のコツとは
「宜しい」で回答が出来るような質疑を作成すること。
相手が読んで、「別に問題ないかな」と感じた時に、返事を返す以外に
調べたりという作業をさせないようにすることがポイント。
設計事務所の担当者もすぐ調べる事が出来るほど
暇ではないと感じるので、どうしても「後回し」にされがち。
更に
どうしても通したい質疑がある場合は
こちらの記事を合わせて読むと効果的だよ。
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