施主との大事な追加工事の金額交渉。
実は、私はお客さんとの大事な交渉は、
自分の過去の経験上、1人では行かないほうが良い
と考えている。
別に
1人で行くのが、怖いわけではない。
もしも、1人で行くと、「あと、もうちょっと~」
と言う所で押しが足りない場面が出て来るのだ。
なぜなら
2人で行くことによって、
「交渉の切り込み役」と「なだめ役」の2役を演じ分ける
事が出来るからである。
「そんな金額じゃ出来ませんよ」
「一体、いくらでやれって言っているんですか?」
「あと100万は貰わないと、こっちは赤字ですわ~」
と、積極的に金額交渉をする人の反面。
「ま~ま~、〇〇がそこまで言っているのは、
本当に必要なんですよ。何とかしてもらえませんかね」
と、相手をなだめつつ、援護射撃を撃つ人が
いた方が交渉事が非常に有利に進むからである。
もしも
「交渉の切り込み役」だけだったら、
相手と喧嘩別れをしてしまって、本来相手が用意していた
金額さえも貰えないという最悪の場合が考えている。
逆に
「なだめ役」だけでも、相手に言いくるめられて
本来相手が折れても良いかなと感じている金額よりも
低い金額で決定させられる恐れもある。
更に
1人で2役を演じようとすると、切り替えのタイミングが
非常に難しく、またヒートアップし過ぎたら基に戻れなく
なってしまう危険性がある。
だから
あらかじめ、2人で役割を決めておいて演じた方が
切り替えを行うことも無いから、非常に楽である。
更には
同じメンバーで行く場合でも、時と場合によって
「交渉の切り込み役」と「なだめ役」を交代した方が
非常に効果的だよ。
それは
役割が固定である思わせない為と、ケース・バイ・ケースで
「キレ役」が変わることで、本当に「怒っている」というリアリティ
を相手に与えやすいから。
だから
交渉前の事前打ち合わせは綿密にね。
つまり
施主との大事な交渉事は2人で行くべきたった1つの理由とは
「交渉の切り込み役」と「なだめ役」が必要な場面が多いから。
大事な場面で1人2役は結構大変。
上手にケンカをして、追加の金額を勝ち取ろうね。
しかし
たまにケンカをするから効果があるので、普段は仲良く
良い関係を気づいておこう。その為にはこちらの記事はオススメだよ。
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