建築現場の原価管理の初歩【材料の手配】

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建築現場の原価管理で若手職員でも出来る原価管理とは?
前回の記事でお伝えして来た。

今回は、「材料の手配」についてお伝えする。

 

まず

あなたに1つ質問がある。

あなたは、現場の実行予算というものを
実際に自分の目で見たことがあるだろうか?

決して、全ての項目を見たのか?
ということではなくて、あなたの発注している材料についてである。

 

つまり

スリット、ドレイン、開口補強筋、天井インサートなどの
金物屋さんで段取りするような材料たちだ。

 

もしも

見たことあるのであれば、
予算の項目に「余分の費用(ロスを見越した数量)」が
入っていたのか?

 

きっと

入っていないはず。

つまり、予算上はロスを見ていないことが一般的。

 

ということは

あなたが、材料の発注に失敗した場合は
該当する予算項目だけを比較すると
「予算超過」になってしまうのだ。

 

具体的には

1つの項目だけを見ると「赤字」になっている状態。

あなたの発注の仕方1つで、
「黒字」にも「赤字」にもすることが出来る。

 

先程は

赤字になっても、金額が比較的少ない項目を上げたが
新入社員や若手職員で、最も材料のロスが原価に影響する
項目が、「生コンクリートの材料」である。

 

きっと

現場でコンクリートを打設するときの
コンクリートの数量の拾いだしから実際の現場での数量管理は
若手職員の仕事になっていることが多いはず。

 

しかし

生コンクリートは、配合にもよるけど
1m3は1万円以上はする。

 

例えば

現場で20回コンクリートの打設があれば
1回のコンクリートで5m3ずつ余らせたら
合計20×5=100m3になる。

100m3に生コンクリートの単価をかけると
かなりの金額になるよね。

 

まさに

チリも積もれば何とやら。だよ。

 

では

どのように材料管理をすると
ロス無く管理できるのか?

という問題だが、

ある意味当たり前の答えとなってしまうが
「事前にどれだけ正確に拾い出し(計算)が出来るか?」
に尽きる。と私は率直に感じている。

 

とにかく

「事前に」という部分が非常に大事。
事前に数量を把握して、検算を行う。
まず、検算を行うだけでケアレスミスは大幅に減る。

検算は、ぶっつけ本番では絶対に出来ない。
だから、事前に行うことがミスをなくす上で非常に大事。

 

更に

事前に計画して拾い出すメリットは
毎フロアー発注する必要のあるものは
まとめて発注することにより、ロスを減らすことが出来る。

 

極端な例をだすと

1本が4mの材料が、1フロアーで2m必要だとする。
1フロアーだけを見ると、1本頼んでもロスが2m残る。

 

しかし

2フロアーで1本頼むと、2m×2=4mなので
ロスは0mとなり発生しない。

以上は、極端な例だけどまとめて発注する
メリットは同様の考え方で応用できることが多数ある。

 

また

材料が転用出来る場合は、
できるだけ転用が出来るように発注計画を考えるだけで
かなり材料費を軽減できるのは言うまでもないよね。

 

だから

自分の担当で、材料費をおさえることが出来る項目は
目一杯抑えていくと、他の何かの材料で失敗したとしても
トータルで挽回できる可能性は十分にあるよ。

今回述べた、「材料の発注管理」は、
現場を段取り良く進めるための考え方としては
非常に大事であると私は感じている。

 

きっと

他の管理においても応用できることが山程あるので
是非、事前に材料の発注計画を立てるという考え方を
身につけておこうね。

 

でも

人間の記憶は48時間経つと忘れてしまうので
重要な記事は何度も繰り返し読むか、

実際の現場などで「実践」をするようにしようね。

 

つまり

建築現場で若手職員でも出来る原価管理の1つは
「材料をロス無く手配することである」

 

なぜなら

実行予算の中に、材料のロス分は基本的に
含まれていないため、余分に発注したものは
すべて予算超過になる可能性があるから。

ロスをなくすには、事前の綿密な材料の拾いと
転用計画が決め手である。

 

更に

次回の記事では「雑工さんの使い方」について
お伝えしていく予定。

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