常傭伝票にサイン下さい。
夕方になったら事務所に来る職長さん。
「え~、今度は何~?」
もう、上司に中々言いづらい金額になっているよ~。
と嘆いているあなたに、
「常傭伝票が、圧倒的に減る秘訣がある」
なんて言われたら、当然興味は沸くよね。
でも
実は、カラクリはメチャメチャ簡単。
しかし、効果は絶大だよ。
その気になる方法は、
「数量をまとめて契約してしまう」という方法。
例えば
1フロアー、2工数(作業員の人数)掛かって追加の作業を
しているなら、10フロアー分を、「m当たり1000円」等の
数量に置き換えて、総額を契約をしてしまうのだ。
「えっ」とあなたは感じたかもしれないが
本当にそれだけである。
では
常傭が、追加契約になったメリットをあげていこう。
まずは
あなたも、職長さんも「伝票を切る」と言うストレスから
開放されること。
実は、あなたもストレスだけど、職長さんも毎回毎回
常傭伝票にサインをもらう行為はストレスである場合が多い。
現場監督とも、だんだんギクシャクしていくし、
「嫌な奴」、「金の亡者」みたいな目で診られてしまうから。
次に
契約だと、作業員さんも一生懸命してくれるということ。
実際の所、常傭作業だと、工数がいくら掛かっても
協力業者の人達は、「赤字」にならない。
だから、チンタラ作業していてもいいけど、
請負になったら、作業員さんは眼の色が違う。
なぜなら
請負になった途端に、「赤字」になるリスクを
背負ってしまうから。
だから
何かの作業の合間に、盛り込んだり
手の空いた時期を上手に計画をして
作業をするようになるのだ。
最後に
追加の金額の総額が掴めることが非常に大きい。
毎回、毎回伝票にサインして積み上げていったら
最終的に、どのくらいの金額まで膨れ上がるのか?
実は、掴みづらいのである。
しかし、契約して総額を決めてしまうことで、
今後の支払い予想ができやすくなるのだ。
今後見込みを間違いなく立てるということは
あなたが、「所長」になるまでに必ず必要なステップである。
と私は強く感じているからね。
つまり
左官や鳶などの常傭伝票を減らすための秘訣とは
「数量をまとめて契約する」ということ。
作業員さんも、常傭でやっているより、請負の範囲で
仕事をする方が、きっと動きも良いはずだし、
何かと絡めて工数を減らそうと努力するはず。
そして
我々には、毎回常傭伝票にサインをしなくても良いし、
追加の金額の総額が掴めるというメリットがある。
そのためには、常日頃から人を上手に使う努力が
必要だと感じるので、こちらの記事なんか非常にオススメだよ。
↓ ↓ ↓
この記事へのコメントはありません。