作業員さんにイチイチ説明するのが大変。
何で分かってくれないんだろう。
お前、本当はちゃんと分かっているんだろう?
とお悩みのあなたへ
今回は、ある程度のレベルの作業員さんを
たった一言で、一目置かれる存在にさせる言葉について
お伝えしていこう。
これからお伝えする方法は、私が今でも現場を歩いている場面で、
作業員さんへの声掛けを行うこ際に、実際に実践している内容。
若い頃から、色々作業員さんと話していて、最初は全く意識して
いなかったけど、偶然反応が良いことに気づいた内容である。
その方法とは、
「作業員さんのこだわりの部分を褒めること」
ここで重要なのは、「こだわりの部分」。
「こだわりの部分」なんて言われても全然分からない。
と言う人もいると感じるけど、ジーっと作業員さんの
動きを見ていると、
「あっ、そこまでこだわって墨出しているんだ」
「おっ、1mmの誤差なく調整しようとしているな」
「え~、その段階でレベルを事前に確認しているんだ」
というような、普通では時間をかけないことろに、
「一手間」掛けている瞬間を発見できるはず。
そのポイントを、そっと褒めてあげるのだ。
すると
9割の作業員さんは、メッチャ嬉しそうに反応する。
「良く気づいたな」みたいな感じでね。
「で、どんな効果があるの?」
とあなたは感じるかもしれないが、
作業員さんがこだわっている部分に気づいてあげることで
相手は勝手に、「鋭い所を気づく奴」と認識してくれる。
すると、今気づいたレベルよりも「低いレベル」に関しては
イチイチ言わなくても、手抜きはしない。
なぜなら
こだわりの部分を気づかれる位だから、
ここで手を抜いても、きっとバレてしまう。
と、作業員さんの方から考えてくれるから。
それ以降は、私の場合は殆ど指摘をしない。
現場であっても「順調?」としか聞かない。
相手から「順調です」という答えが帰ってくれば
しっかり仕事が進んでいるという証拠。
「たった一言でも、お互いのレベルを知り合えることが出来る」
ということだよ。
でも
そんなレベルの話は、自分には出来ない。
と言うあなたには、作業員さんと雑談でもしてみよう。
すると、話の中で必ず「凄いな」と感じる内容があるはず。
その内容をコッソリ覚えておいて、いざ現場で実践している時に
そっと声掛けをしてあげるのだ。
大切なのは
「私はあなたの仕事っぷりをキチンと見ていますよ」
というアピールを行うこと。
結局
人間誰でも「楽をしたい瞬間」って訪れるよね。
そこで、「誰かの顔が浮かぶか?」って非常に重要。
「きっとバレてしまう」と作業員に思わせたら
あなたの「勝ち」だよね。
つまり
作業員さんに対して、たった一言で一目置かせる魔法の言葉とは
作業員さんが一番気を使って仕事をしていると感じる所を
そっと褒めてあげること。
こだわりっている部分を褒めてあげることで
お互いのレベルを確認しあうことが出来るため、
低レベルの事をイチイチ言わなくても、理解して
やってくれるはず。
もしも
いきなり高いレベルが何か?って分からなければ
こういう方法で信頼を得ることも出来るよ。
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