現場にかぎらず部下ができた時に
どのように教えたら良いか?
という悩みは非常に多い。
なぜなら
私をはじめ、会社に入って15年以上働いている人たちは
仕事についてアレコレ教えてもらった記憶があまりない。
どちらかと言うと
「先輩の仕事をぬすめ」と言われて
見よう見まねでやって来ているから。
だから
教えてもらってきたことの無い人が
急に教える側に立っても、どのように教えたら良いか。
実はわからないのだ。
自分が経験をしていないことを
人にいきなり経験させるということについて
非常に戸惑いを感じている人が非常に多い。
もし
あなたが部下のいない立場でこの記事を読んで
いるのであれば、そんな先輩の気持ちを少しくんでほしい。
と私は強く感じる。
しかし
現在は、「人の仕事をぬすめ」をいうことは
時代にそぐわないのかもしれないと感じる。
キチッと教えてあげるということの大切さは
普段の仕事上において必要性をヒシヒシを感じる。
では
どのように教えたら良いのか?
先日、私は研修を受けてきた。
別に部下への教育方法という内容では全く無かったが
会社の将来を考えて何をすべきか?
という課題の中で、私と同じ年代の会社入って15年位の
年代の人間のほとんどが「部下への教育」を回答にしていた。
その時に
他の人の意見で、「へぇ~」と関心したことがある。
それは
- 部下の目線まで降りてあげること。
- 教えたことが出来たら褒めること
- 聞きやすい環境を作ること
である。
まずは
1,部下の目線まで降りてあげること。
どうしても、上から目線で教えがち。
これには私も十分に反省すべき内容。
「ドキッ」っとした内容。
でも
部下がどのようなレベルにいて、
どこまでレベルを落としていいかなんて最初は分からないよね。
「このくらいは、分かっているだろう」
と考えて話をしていても、もし分かっていなかったら
「えっ、そんなことも分かんないの?」
と感じてしまうかもしれない。
でも、あなたの気持ちは言葉に出さなくても
部下はきっと敏感に感じ取っているはず。
結局
「部下を見下す上司」になってしまうかもしれない。
全く、見下しているという意識があなたに無かったとしてもね。
では
どうするの?
とあなたは感じるかもしれない。
そこで、1つ想像してほしい。
例えば
あなたが子供に物を教える時があったら、
立ったまま教えるのか? 座って教えるのか?
子供が身近にいなかったら分からないかもしれないけど
「子どもと物理的に同じ目線まで落とす」
つまり、座って目線を文字通り落としたほうが
子供が大人を脅威と感じすに教えたことが理解しやすい傾向にあるらしい。
だったら
「応用してみようよ」。というのが私の考え。
部下と物理的に目線を合わせて教えてみよう。
きっと、目線がぜんぜん違う時よりも部下は親近感が湧くかも。
次に
2,教えたことが出来たら褒めること
これは、
簡単なようで中々難しい。
なぜ難しいかというと、部下には初めてで大変なことでも
あなたにとっては、大したことのない普通のことだから。
自分にとって当たり前のことを、相手に対して褒める。
ということは、よっぽど意識しないと出来ないこと。
だから
「おっ、この前教えたこと実践しているな」
とあなたが感じたタイミングで
「意識的」に褒めてあげよう。
あなたが褒めることで、褒められた方は
「行動を見ていてくれている」
「認められている」
「分かってくれている」
と感じるはず。
もし
あなたが物事を教えてもらうとしたら、
自分のことを「分かってくれている人」と
「分かってくれていない人」とどちらに教えてほしいかな?
だったら、答えは出ているよね。
最後に
3,聞きやすい環境を作ること
これが1番大事であると感じる。
先述の研修でも
「若手が聞いてこない」
という意見があった。
確かに
「聞いてこない」のだけど、「聞いてくるのを待っている状態」
で果たして良いのだろうか?
「何か困っていること無い?」
って、自分から逆に質問しても良くない?
もしかしたら
聞きたいことがあるけど、遠慮して聞けないこともたくさんあるかも。
でも、あなたから「疑問点の有無」を問いかけることによって
「せっかく聞かれたんだったら、聞いておこう」
と疑問点の相談のキッカケになるかもしれない。
なぜなら
私の経験上、よっぽど困らない限り部下から
聞いてくるtなんてないと考えたほうが普通なくらい。
びっくりするくらい誰も聞いてこない。
しかし
「何か問題点ある?」と聞くと、
「実は…」と話し始める。
「結局、問題点あるんかい」
と心のなかで感じるけど、問題点が出てくることは
非常に嬉しいこと。と考えて解決案を回答しているよ。
だから
待っているだけではダメ。
積極的に、あなたから問題点の有無を確認してね。
つまり
部下への教え方がわからない人への3つのコツとは
- 部下の目線まで降りてあげること。
- 教えたことが出来たら褒めること
- 聞きやすい環境を作ること
である。
その中で一番重要なのは
「聞きやすい環境を作ること」だね。
部下はあなたが感じているより
質問をすることに対して勇気が必要。
あなたも逆の立場だったらきっと分かるはず。
更に
質問する勇気については、
この記事も合わせて読むことでより理解が深まるよ。
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