あなたの職場は、
風通りの良い職場環境であると感じますか?
もしも
そうです。と言うならこの先は読まなくても良い。
しかし
- 職場の中が暗い
- 職員同士での会話がない
- 他の職員が何をやっているか知らない
- 部下が知らない所で何度も失敗している
などの職場は決して良い職場環境とは呼べないね。
そして
その中でも、「部下が知らない所で何度も失敗している」
と言うのは問題だよね。
もしも、失敗するのが分かっていて、
勉強のために「敢えて」失敗をさせているのは別として
知らない所で失敗を繰り返している原因として
- 理解していないまま進めている
- 分からない所が上司に聞けない
- 何が失敗の原因かさえ、分かっていない
などが、あげられるけど
あなたがもしも上司の立場なら
「分からないんだったら聞いてくれよ」
と感じるかもしれないが、
半分正解で、半分間違いであると感じるよ。
なぜなら
積極的に質問をしてくる人間は
全体の1~2割に過ぎないから。
残りの8~9割は、疑問点があっても自主的に
質問なんてしてこない。
そして、質問しないまま作業を進めるから
失敗してしまうのだ。
このことは
作業員さんを集めて、事故が起こった後の
再発防止検討会をしたりすると良く感じる。
「何か、疑問や意見ありますか~?」
と全員に答えても、ほとんど誰も発言しない。
しかし、誰かを名指しで当てると、答えが返ってくる。
しかも、かなり核心をついた鋭い意見がね。
「みんな、ちゃんと意見有るんだ。」
「でも、言わなきゃいけない環境を作ってあげないと
中々引き出すことは出来ない。」
と、いつも感じる瞬間だよ。
だから
あなたの職場でも、
「なにか悩んでいる事は無い?」
と、あなたの方から部下へ聞いて回って方が良い。
最初は、もしあっても「別に…」と言われるかもしれないので
「本当に?」としつこく聞き返すと
「実は…」
と話し出してくれる。
そのやり取りを2~3回繰り返すと、あなたの部下も
「どうせ「無い」と言っても、しつこく聞いてくるなら
最初から「実は…」と言った方が面倒くさくない?」
という発想になるのか、だんだん簡単に悩みを引き出す
ことが出来るようになってくるのだ。
更に
同じことを繰り返していくと、最終的に部下の方から
質問をしに来てくれる。
何事も
「待っているだけではダメ」。積極的に行動を起こしてくれる
人なんて極々一部の人間である。と言う認識のもとに
「まずは自分から仕掛ける」ことが非常に重要。
つまり
風通しの良い職場環境の作り方の秘訣とは、
上の立場の人間から、積極的に
「問題点や困っている事って無い?」
と聞いてあげることが非常に効果的。
無理矢理でも、「問題点や困っている事」の
責任を上司にも分担してもらうことで
あなたの部下の心の負担も少しは楽になるはず。
しかし
あなたが、部下の立場なら
こちらの記事は、確実に読んで頭に入れておいてね。
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