私が製図の試験勉強をしていた時に感じたことは
「合格ラインにいる人達の実力はほとんど同じ」
ということ。その差は「エスキス」が上手く納まるか?
正直、図面を仕上げる能力に大差はないと考えているので
「いかにエスキスを時間内にまとめるか?」が勝負だね。
そんな事を、下書きしていたタイミングでお問い合わせが来たので
他の受験生のみんなにも共有しておくよ。
私はこのブログを読んでくれているあなたの合格を心から願っているよ。
駒田さんからの質問 | こんばんは。TMさん。
いつもお世話になっております。前回のお問い合わせから間が短いですが、今回は資格取得についてご教授いただきたく存じます。宜しくお願いします。 早速ですが、現在私は、二級建築士の資格勉強に取り組んでおり、今週の9/10(日)に設計製図試験を控えている状態でございます。 設計製図は、エスキス(プランニング)と作図の2つの能力が問われる試験ですが、私の場合、作図力には問題はないのですが、エスキス力に欠けています。 このエスキス(所要時間1時間30分)を上手く作成することができず、試験まで残り一週間という状況に焦りを感じています。 私は今年で2回目の設計製図試験なのですが、来年の就職までになんとしてでも取得しなければならないというプレッシャーに不安と焦りを感じています。 基礎的な問題ならばエスキスを纏めることはできるのですが、本試験レベルの問題だと時間内にエスキスを纏めることが難しくなります。 取り敢えず明日からは、基本の問題に戻ってもう一度基礎をおさらいする予定でいます。 二級製図のプランニングについて、時間内にエスキスを纏めるコツ、プランに行き詰まった時の対処法、等のアドバイスをいただけませんか。 また、TMさんは建築士の設計製図の時、どのように切り抜いてきましたか。 お手数ですが、ご教授のほう宜しくお願いいたします。 |
ここから回答
駒田さん。
こんばんは。
TMです。
お問い合わせありがとうございます。
早速回答させて頂きます。
と言っても私には回答出来ないかも...。
と言うのは、製図の本番の日に自信満々で試験に望んだ訳じゃないからです。本番の試験問題の要項を見るまで出来るかどうか?分からない。という試験勉強生活だったからね。
では、どのように自信をつけていたか?どのように感じながら試験にのぞんでいたか?については、正直にいうけど「駒田さんの心境と全く同じ」だったよ。
「分かる問題がくれば合格できる」
けど
「エスキスがまとまらなかったら死亡」
と言うのが本音だったね。
きっと
私や駒田さんだけでなく、合格ラインに達している9割りの人が「同じ悩み」を感じているのではないかな?と私は感じるよ。
私の場合もそう。何時までにエスキスがまとまれば図面は仕上げられる。という感覚があったし、実際の本番の時も「予定時間」で書き上げることが出来たからね。
そこで
もう10年以上も前に資格を取得した私からアドバイス出来るとしたら
「最終的に不安を拭いさるのは自分のしてきた努力だけ」
だから
エスキスに不安があるのなら「これだけ練習して出来なかったら仕方ない」と思えるくらいにエスキスばかり集中的に練習してみると効果的かな。
更に
トラブルに強くなるためには「引き出しを増やすこと」も大切なんだと感じるよ。駒田さんが今までやって来たやり方で通用しない場合もあるかも知れないからね。
だったら、学校とはまた違った考え方を手に入れると、ピンチになったときに助かるかもしれないからね。
溺れるものがつかむ藁は1本でも多い方が良いかもしれないね。
最後に
今回は特別に特別に、来週公開しようと考えて下書きしていた記事をお届けするよ。
最後に商品を1つ勧めているけど、手に入れるか?どうかは駒田さんにお任せします。
実は、私も中身は知らないけど、紹介文が私の当時の悩みにそっくりだったので、きっとかつての私の悩みを解決してくれるはず。と考えたからお勧めしてます。
教材は高くても来年の授業料に比べればね...。
それでは。
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それから、駒田さんから返信が帰ってきたのがこちら。
TMさん。こんばんは。
いつもお世話になっております。ご回答誠にありがとうございました。
TMさんのご回答を拝見して、悩みがスッキリしました。
期待以上の内容でした。やはり、受験者の大半がエスキスに不安や恐怖を感じていたのですね。
私が思うに、製図試験の合格率はエスキスの完成度に大きく左右されるため、最初の計画の段階で勝負が決まりますね。
ある程度の妥協案の引き出しを多く持っておくのが有効だと教えていただき、痛感いたしました。僕もいくつかの妥協案を考えているのですが、最近の試験問題は、面積「適宜」が多い傾向にあるため、本当にここで妥協しても良いのかと言う不安に苛まれてしまうことが多々あります。ですが、今回のTMさんからのご回答を拝見して、昨日より視野が広がりました。
本試験まで残り僅かですが、今一度自分のプランニングの欠点を探求してみます。最後に、TMさんからご紹介いただいた「エスキス合理化テクニック」の教材を早速購入いたしました。TMさん直々のイチオシ教材ということで、安心して迷わず注文しました。
この教材の紹介文を読んで思ったのですが、教材を発案したのはTMさんご本人ではないでしょうか。
一級建築士の教材ですが、将来の自己投資のために活用させていただきます。今回も誠にありがとうございました。
また次回も宜しくお願いいたします。失礼します。
この返信をみて、駒田さんは実際の合否は別として
「合格への条件を備えた人」だなと強く感じたよ。
なぜなら
「成功をつかむには直ぐに行動を起こすことが出来るか?」
という部分って実は非常に大きいのである。
もしも
駒田さんが試験に通らなかったとしても「やるだけの事はやった」
という気持ちにはなるだろうと感じるよ。
間違っても
「あ~っ、あの時もっと○◯しておけば良かった~!」
という後悔はしないはずだよね。
後悔する人は努力不足かもしれないね。
だって
製図の試験は、本当に本当に合否によって
文字通り「天国」と「地獄」だからね。
もしも
あなたが絶対に「地獄」の結果を受け取りたくない。
というのであれば、少しの自己投資によって「選択の幅」
を広げるために、こちらを手にしてはいかがかな?
ちなみに
私はこちらの教材の作成に関しては関与していなけどね。
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