建築現場で働いていると、
どうしても仮囲い(工事現場を囲っている塀)
の中ばかりが気になってしまう。
まさに
「塀の中」で仕事をしている状態。
しかし
あなたはきっと気づいていないけど
現場に関係ない人も結構あなたの現場を見ているよ。
近くに住む人や、いつも通りかかる人
そして、一番あなたの現場を気にして見ているのは
「同じ建設業界の人」。
でも
私の現場は、小さな小さな現場だよ。
という人も安心してはいけない。
なぜなら
私は、現場の大小に限らず近くに現場があると
興味津々で思わず見てしまう。
ある意味「職業病」だ。
でも
他の会社の現場を外からでも見ていると
本当に勉強になる。
例えば
- 仮囲いの綺麗さ
- 外部足場のシートの張り具合
- 現場のゲートの隙間から見える情景
- クレーンなどの計画性
などを、私は重点的にいつも見ている。
でも
なぜ見ているかって?
それは
人の良い所や悪い所を盗んで自分のものにしたいため。
つまり、勉強のために他の現場を見ているのだ。
結果、考え方が全く違っていたり、想像もつかない工法を
見てしまうと思わず見入ってしまう。
目が釘付けになって、
「スゲ~」と心のなかで叫んでしまう。
時には、自分の考え方が180度変わる瞬間もある。
そのくらい印象的で衝撃的。
だから
あなたもまず人の現場を興味を持って
見てみることを是非おすすめする。
きっと
何かしらの新しい発見があるよ。
そして
他の現場で気づいたことを自分の現場で活かすことにより、
自分の現場が1ランクレベルアップするし
今度は、自分の現場の中だけでも
新しい発見が出来るようになる。
自分で気づくことが出来たらメッチャ嬉しいし、
気づいたことが改善されたらもっともっと嬉しい。
つまり
建築現場を一般の人の目線で見ることにより
「自分たちの現場の見え方が180度変わる」。
いつも、現場の中の人間として、現場の中から外しか
見ていなかったけど、
自分の現場を客観的に見ることにより
今まで気づかなかった不具合に気づくこともある。
そのためには
自分の他の建築現場を客観的にみることがオススメ。
他の現場を見て気づいたことを良いことも悪いことも
自分の現場に活かしてみよう。
そして
客観的に現場を見ることが出来るようになると
現場の中でも今まで気づかなかった色々なことを
発見できて、もう1ランク上の現場管理が可能になる。
だから
少しずつでいいから頑張ってみようね。
次回は、
についてお伝えするよ。
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