鉄筋のミルシートの管理が単純にエクセルで出来ない理由とは?

Sponsored Links

 

鉄筋財の量の管理で一番重要なのは鋼材検査証明書(ミルシート)
(以下、ミルシート)では無いだろうか。

品質面においては各種検査において「所定の品質の材料」が
「所定の本数」納入されていることを示す重要な書類だからである。

当初の設計数量に比べて、実際に納入した数量はどうだったのか?

 

という事も、

「材料を間引いて手抜きをしていないか?」

「本当に所定の材料を納入しているか?」

という疑いの目を晴らす為に必要になってくる。
だから、対比表を作って説明しやすくしたりする事も多い。

 

更に

鉄筋材料メーカーへの支払い根拠となるのが
ミルシートの納入材料の数量というケースもある。

 

実際に

支払い業務などの監査を受けた場合には、ミルシートとの
数字の整合性というものを1つ1つチェックされた記憶がある。

 

だから

ミルシートの数量はエクセルなどに記入して管理されることが多い。

 

しかし

実際に入力をしてみて「あれっ?」と感じたことがあった。

 

それは

あらかじめ計算式を設定しておくとミルシートとの数字が合わないのだ。

 

ちなみに

製品の出荷重量というのは、一般的には「鉄筋径ごとの単位重量」と
「本数」と「製品長さ」を掛け合わせると出てくるはずである。

 

だけど

実際のミルシートの数量と比べると若干だけど誤差が生まれている。
かと言って「ミルシートの数量の方が正」であるため修正を余儀なくされる。

 

ところが

製造メーカーによっては、ピッタリとエクセルの計算結果が当てはまる。
というメーカーも存在するのである。

 

では

一体何が原因なのか?

というと、「実際に計量しているか?否か?」ということなのだ。
実際に計量することにより、少なからず製品誤差が出てくる。

 

例えば

1本2本であれば誤差も計算結果に現れる程度では無いかも
しれないが、100本、200本、600本となれば話も変わってくる。
「ちりも積もれば」ということで誤差が出てくるのだ。

 

だから

私は一旦エクセルなどに記入する場合は、計算式をあらかじめ
入れておいて、「誤差の出た所だけ修正」するという方法をしていた。

 

なぜなら

面倒くさがりなので「出来るだけ数値の入力を少なくしたい」から。だけどね。

 

つまり

鉄筋のミルシートの管理が単純にエクセルで出来ない理由とは、
製造メーカーによって、各鉄筋明細における出荷重量を
単純に「単位重量」x「本数」x「長さ」で計算している場合と、
「実際の重量」で記載している場合と有るからである。

当然ながら、実重量の場合には製品誤差により、単純計算による
結果とは若干異なる重量になってしまうから。

 

だから

エクセルなどに記入して管理を行っている場合は、
計算結果とミルシートとの比較を必ず行わないと行けないし、
更に、他物件の使い回しを行う場合は「計算式」の部分と
「直接入力」の部分を必ず修正してから使用しないと、
思わぬ間違いにつながる可能性があるからね。

 

ちなみに

鉄筋の基本データはこちらの記事で確認しておこう。

↓  ↓  ↓

  • コメント: 0
banner11

Sponsored Links


関連記事

  1. 外部足場を計画するために考慮すべき3つのポイントとは?

  2. 山留め際にレッカーを据えることが出来るか?構造計算と上載荷重

  3. 柱・梁の断面算定の考え方と鉄筋の納まりの実態との差とは?(2)

  4. 建築現場で型枠支保工用の足場を組んだ時の失敗例とは?(1)

  5. ロングスパンエレベーターの前養生について個人的に感じること

  6. 施工計画書の裏側!施工フローで工事の流れを全てを記載せよ

  7. 鉄筋の役割とは?問題点の解決法の基本的考え

  8. 鉄筋工事の施工計画書の本音と裏側(5)

  9. 既製コンクリート杭の中詰めコンクリート用の蓋は必要か?

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

1ランク上を目指すあなたへ

高額・好条件の転職サイト【施工管理求人ナビ】

プレゼント付無料講座開催中

kouza
仮設 syoseki

プロフィール

myImage

作者:TM


私の職業は「建築現場の現場監督」。
何だかんだで15年働いている。
その15年分のノウハウを若い現場監督さんのために、全て暴露しくよ。

なぜ、キツイ建設業界で働き続けているのか?
その秘訣がしりたいあなたは
今すぐこちらをクリック

↓ ↓ ↓

詳しいプロフィールはこちら


あっ、
ただし「社外秘」や「会社独自の技術」じゃ無いよ。
あくまで、「私個人の感じる本音」だよ。
  1. 仮設構造計算ソフトを暫定的に次世代足場に対応しました

    2019.08.12

  2. 仕事の経験年数と比較して実績が少なく自信が持てないという悩み

    2019.06.22

  3. 柱と梁のパネルゾーンの考え方で間違えてやすい考え方と失敗例とは?

    2019.06.19

  4. 柱筋の配筋を見た時に思わず修正させた驚愕の光景とは?

    2019.06.17

  5. 最上階の柱頭部の納まりに「かご筋」は使えないのか?

    2019.06.14

  1. 最上階の梁の定着は一般解の梁と何が違うのか?

    2019.02.15

  2. TMです。新年明けましておめでとうございます。【悩める建設マンへ】

    2019.01.01

  3. 工事写真をスマホで管理する時代が到来!Photo Manager(2)

    2017.10.09

  4. 工事写真をスマホで管理する時代が到来!Photo Manager(1)

    2017.10.06

  5. 一級建築士、二級建築士、施工管理技士の資格試験で記憶力を高める…

    2017.09.15

人気記事ランキング

月間

週間

デイリー

仕事の悩みカテゴリー

  • みんなの悩みを共有 (58)
  • 工種別の管理ポイント (325)
  • ちょっと一休み!コーヒーブレイク (3)
  • プライベート (1)
  • お知らせ (13)
  • その他 (7)

工種別カテゴリー

ブログランキング

にほんブログ村 住まいブログ 現場監督へ