外部足場って、あなたの思い通りになる数少ない部分である。
つまり
建物自体は、設計図に基づいて作るので
あなたのオリジナルでは決して無い。
しかし
外部足場は、官庁工事で指定仮設でない限り
施工者の思い通りに計画することが出来る。
だから
あなたが図面を引いた通りに作業員さんが
足場を組んでくれるのだ。
自分の足場が計画通りに組み上がったら
メチャメチャ嬉しい気分になるよ。
少し脱線したけど
足場を計画する上で重要なポイントは3つ。
まずは
作業員さんが、実際に作業をする所を想像すること。
足場というのは、作業員さんが実際に作業できなければ
1円の価値も無いということ。
だから
「その足場で実際に作業が出来るのか?」
というのが非常に重要なんだけど、
案外「とりあえず足場を計画」してしまって
いざ作業をする時に、組み替えている現場も見たことがある。
よって
ぜひ、実際の作業をイメージしようね。
次に
足場を組み立てたり、解体したりするのは鳶さんである。
では、あなたの計画した足場は「組み立てしやすく」、
「解体しやすい」足場であるだろうか?
組立・解体のしやすさというのは「工程」や「原価」にも
直接的に影響を及ぼすからである。
最後に
突風で倒壊しない足場を組み立てるために
倒壊防止の計画をしっかり行うことが重要。
特に
最近は、台風でもないのに台風クラスの突風が
予期しないタイミングで吹くことが多い。
テレビのニュースでも、足場が倒れた瞬間の
映像がよく流れているよね。
「うわぁ~、あんな風にはなりたくない」
と映像を見るたび感じるよ。
そこで
足場の倒壊を防止するには「壁つなぎ」という
専用の金物を取り付けることが一般的。
「壁つなぎ」とは、足場と建物をつなぐ専用の金物であり
壁つなぎを取り付けるピッチは、「風荷重」を計算する。
風荷重については、今後記事にしてくので
ここでは詳しく解説しないけど、非常に重要な事項
であるということは覚えておいてね。
つまり
外部足場を計画するために考慮すべき3つのポイントとは
- 実際に作業をすることを想像すること
- 足場の組立のしやすさ、解体したすさ
- 突風で足場が倒壊しないための壁つなぎの検討
を検討することが重要。
特に
仮設工事は、最終的に取り払われるので
あなたの思い通りに計画できる数少ない部分。
計画した通りに足場が組み上がると
メチャメチャ気持ちいいよ。
だから
自信を持って計画しようね。
あっ
自分に自信が無いというあなたは
今すぐこちらを確認することをオススメするよ。
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