コンクリートを無事に打ち終えて養生期間を終えて
型枠を脱型して、コンクリートの充填状況を確認しに来たら
「あれ~、これはマズい!」
と思わず声を出してしまいそうな状況がたまにある。
頭の中では分かっていたの何で一言付け加えなかったんだろう?
といくら後悔しても後の祭り。
では
どんな失敗か?というと
打ち放し仕上げのコンクリートへのマジックでの落書きが
くっきりと浮かび上がっていたり、墨の跡が付いている時。
実際に、化粧で打ち放しを魅せる部分は、
みんなが「重要な部分」であると言う意識をしているので
あまり、マジック跡などの問題は起こらない。
しかし
倉庫的な部屋で壁天井ともに打ち放しの場合は
ついつい設備屋さんとかもスラブ上のコンパネに
色々位置出しのマーキングをするのである。
だから
「100Φ」とか「灯」とかの文字が裏返った状態で
くっきりと天井を見上げると書いてあるのだ。
更に
たまに、墨出しを間違えて、マジックで消した跡まで残っていると
ちょっと恥ずかしい気持ちになってしまう。
そして
べつに倉庫だから良いでしょ。
とそのまま何もせずに放っておくと。
「天井の文字消し」
と検査の指摘に上がることが多いので要注意。
しかも、最終の検査の状況であれば全ての配管や器具が
取り付け終わっている状況なので
「どうやって、あそこまでたどり着けばよいのか?」
と悩んでしまうことも多いのが現実。
よって
もしも同じような壁天共に打ち放しなどの部屋があれば
壁を建てた時点やスラブを張った時点で、
各作業員さんに注意喚起をすることをオススメする。
なぜなら
マジックの文字を消すのって、実はメチャメチャ大変だから。
もしも、補修して隠しても問題ないような部分であれば、
上から補修したほうが数倍早いと私自身は感じているよ。
だから
あなたの現場に同じような場所が無いか?
一度事前に確認することは非常に効果的だよね。
つまり
躯体墨出しのありがちな失敗とは
「打ち放しの部分にマジックや墨でマーキングをすること」
コンパネをはがすと綺麗に跡が残っているにもかかわらず、
消すのが非常に大変になのだ。
でも
失敗なんて、事前にどれだけ言われていても
実際に自分自身で体験しないと身にしみないよね。
そして
実際に失敗した時はこちらの記事を参考にしてね。
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