「次の現場の現場事務所を計画してみろ」
と言われたらあなたはどんな事務所をイメージするかな?
現場事務所って本当に現場の個性が出るよね。
以前
他の人のしている現場に遊びに行った時に、
「ホントにこんな狭い所で仕事しているの?」
というような机が入り乱れてギュウギュウ詰めの所で
仕事をしていた事務所があった。
確かに
事務所を計画する時には、広さに応じてコストがかかる。
プレハブなどで建てる場合も1間でも狭いほうが安い。
だから
先ほどお伝えした事務所は完全に「コスト優先」。
しかし
違った考え方もある。それは、「作業効率優先」である。
例えば
図面をチェックする時は、意匠図や構造図を広げて色んなページを
確認しながらチェックをするだろう。
計画書や計画図を作成するときも、他の資料を確認して
参考にしながら作業することが多いはず。
つまり
何が言いたいかというと、多分他の業種の人よりも
圧倒的に資料を広げながら作業をする機会が多い。
だから
袖机や個人用の書庫を近くに設置して作業机周りの
スペースを広めに取るという考え方である。
すると
資料を広げて確認して、片付けて作業して、
また資料を確認するために資料を広げる。
というストレスがなくなるというメリットが有る。
その結果、1つ1つの作業の効率が良くなり
仕事がスムーズに進むことにより現場運営が上手くいく。
では
私はどうなのか?
というと、完全な後者。
つまり、「作業効率優先」型の事務所計画をすることが多い。
「良い仕事をするためには、まずは仕事しやすい環境を」
をモットーにしているよ。
なぜなら
事務所を少々ケチっても月に数万円から十数万円単位だろう。
そのくらいの金額なら、仕事を効率よく進めてミスが減ることで
挽回は十分可能であると感じるし、気分よく仕事をしている方が
良いアイデアも生まれやすいからね。
大変な仕事だから出来るだけ楽しくやりたい。
というのが私のポリシーである。
つまり
現場事務所を計画する上で圧倒的に対立する2つの考え方とは、
- コスト優先
- 作業効率優先
私は、事務所にかかるコストは各職員の作業が効率的に進むことで
確実に取り返すことが出来ると出来ると感じているので作業性を優先したい。
では
あなたはどうだろうか?
しかし
どんなに作業性の良い事務所でも、
あなたが片付けないと全く意味が無いからね。
ドキッとしたあなたはこちらの記事を是非読もう。
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