部下がうつ病になった時にあなたは何を思うのか?

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うつ病の人は全国的にも非常に多い。

私の知っている周りにも同じ会社で4人
うつ病になった人を知っている。

 

しかも

1人は私の部下のAくんだった。

Aくんは、現場を今までやってきた中で
あまり業務を担当として任されていなかった。

 

だから

私は彼に、担当として業務をやり切って欲しい。
と考えて、期間にかなり余裕を持ってある計画をさせていた。

 

しかし

自分が今まで主体で計画をしていなかったため
時間ばかりが無駄に過ぎていって、中々進捗しない。
何回か1時間くらいかけて教えても、

次の日には、教えたことをやっていなく違ったやり方
をしていたりする。

 

「おいおい、昨日教えたやろ」

 

と心のなかでいつも呟いていた。

 

そして

1ヶ月位たった頃、そろそろ締め切りが近づいて来ていた。
しかし、相変わらずの進捗状況。
このままのペースでは間に合わない。

日を追うごとに、私からAくんへ少しずつ厳しい発言が
飛び出すようになって来た。

 

最終的に

何とか締め切りに間に合った。
そして、本気で「自分の力で何かをやり遂げる」と
いうことを部下は達成できたのだ。

私は正直嬉しかった。
これで成長できたな。とも感じていた。

 

ところが

少し様子がおかしいかな。と感じた数日後に

「土曜日に、病院に行ってきます」

との発言がAくんからあったのだ。

 

その夜

一緒にご飯を食べたのだが、本当に申し訳ない
気持ちでいっぱいだったよ。

でも、そこまで追い詰めて仕事をしないと「得られないもの」
が有るということを、Aくんは初めて知ったと言った。

そして、
お互い「ゴメン」と謝っていたのを覚えている。

 

次の日に、病院へ行った結果、
「うつ病の一歩手前」と診断された。

私もかなりショックを受けた。

そして、今までの行動を振り返って反省したよ。

 

それから

Aくんはしばらく休んだ後に、会社で内勤になった。
場所も離れ離れになってしまったので
中々会うことも出来ない。

「元気にしているかな?」

と心の何処かでいつも心配していたが
なかなか自分から連絡は出来なかったよね。

 

更に、1ヶ月後

ある現場の見学会で、Aくんが来ることになっていた。
私は、期待と一抹の不安を抱きながら現場見学に行った。

「Aくんは、実際にどう思っているんだろう?」

私の頭の中は、そればっかりがグルグル回っていた。
ずっと、頭の中から離れなかった。

 

そして

実際に、会った時はAくんは今までと変わらないくらいにまで
回復をしていたし、態度も仕草も今までと同じだった。

そして他愛もない話を一杯したことを覚えている。

正直、ホッとした。
めちゃめちゃホっとした。
胸を撫で下ろすということはこういう事か?
と本気で感じた。

 

「良かった~」。

 

それから

Aくんから何か分からないことが来ると
質問も来るようにもなる関係まで回復した。

 

結果的には

職場に復帰出来たので良かったのだが、
一歩間違えたら働けなかったかも知れない。
本当に、人の人生が変わってしまうくらいの大きな事。

 

だから

  • 部下にどのように教えれば良いのか?
  • 何時でも教えるための内容が出てくるようにまとめておきたい。
  • 私やAくんと同じ過ちをしないために、心構えなどを伝えておきたい。

という気持ちで、

ブログを通じて皆に伝えたい。というのが私の本音

 

つまり

「やり切る力」をつけて欲しいと願ってやらせた業務おいて
最終的に「うつ病の一歩手前」にさせてしまったことは
今でも非常に後悔をしている。

 

更に

私の本音は若いうちに「やり切る力」を是非身につけて欲しい。
そして、「やり切る力」についてはこちらから。

↓  ↓  ↓

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