前回は、13個のうち6つ目までをお伝えしたよ。
今回はその続きから進めるね。
また、最初から読みたいあなたはこちらから。
では、早速始めよう。
7,外国人労働者にまつわる問題
7つ目は
外国人についての扱いがしっかりと出来るようになればよい。
実は
外国人が不法就労か?どうか?の判断は「外国人就労証明書」と
呼ばれるカードで判別することが多い。外国人就労証明書は
日本に住んでいる外国人は携帯を義務付けられているため資格の
内容を確認することで就労可能か?を判別できる。
しかし
外国人就労証明書が偽造されているかも知れない。
という問題もあることも事実である。実際に現場で働いていた
外国人の人が偽造した外国人就労証明書を持っている不法就労者
であった。という話も聞いたことがある。
ましてや、不法就労に加担したなんて疑われたら嫌だよね。
すると
外国人の方を現場に入場させる手間が非常に増えて大変であり
日本人だけでなく外国人も雇っていかないと頭数が確保できない
というご時世において時代に逆行した形になるかもしれない。
そこで
私が期待するのが、建設キャリアアップシステムに登録している
外国人労働者は「正規の就労資格」があるというお墨付きである。
今後は現在よりもより多くの外国人労働者が増えることが予想される。
ロボットやICT、AIなどで労働力の削減が出来たとしても、日本人労働者
は減っていくのでは無いか。と危惧している。
しかし
不法就労者を現場で働かせてしまうというリスクを負いたくはない。
ましてや、外国人就労証明書が偽装されていたなんてたまらない。
どこかで、現場の技術者が頭を悩ませなくて済む仕組みが欲しいね。
8,社会保険の確認
8つ目からは元請けのメリットについてお伝えしていこう。
まず、社会保険の確認なども建設キャリアアップシステムを通じて
確認を行うことが可能であれば現場の負担が減るということ。
実際に
建設業の現実は、つい何年か前まで社会保険に加入している
協力業者さんの割合はどのくらいだったかは分からないけど
現在より数段少なかった事は間違いない。
「社会保険なんか加入していたら今の単価でやってられるか!」
「社会保険にせっかく入ったのに、入っていない会社との見積もりと
全然金額が合わないから会社が潰れそう」
という様々な立場の意見を聞いてきたからである。
それが
世の中の流れで一気に社会保険の加入が義務化して、
加入していない作業員は働くことが出来なくなる。
という事態まで発展することで、社会保険の加入の確認作業
というものが元請け職員の負担になってしまっている。
確かに
グリーンサイトなどのウェブシステムによって、確認作業の
負担を減らすことが出来るのだが、裾のを広げるという意味では
十分と言えないかも知れないので、建設キャリアアップシステムの
データを上手く活用して「自動的に」そして「機械的に」確認作業が
行えるようになって欲しい。
では、長くなりそうなので続きはまた次回。
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