現場をただ単に歩いているだけでは、現場初心者には
「気付き」があることは非常に少ないと感じています。
でも
一生懸命「気付き」を得ようとして闇雲に現場を巡視しても
結果はともなわないのが現実ですよね。
では
現場を巡視する時にはどのような事に気をつければ良いか?
という悩みをあなたと共有してみましょう。
Mさんからの質問 | |
TM様
はじめまして。電気の現場監督4年目のMと申します。 早速ですが、私の悩みは現場の異変や施工不良等にいつも気付く事が出来ないことです。 いつも所長に指摘されて気付き修正するという事を繰り返してしまっています。 現場を歩く上での心構えを教えて頂けると幸いです。 よろしくお願い致します。 |
---- 回答 ---- |
Mさん。
こんばんは。TMです。 早速回答させていただきます。
1つ質問だけど、「常に視線を動かしている」って、どこをどのように見ているんだろう? 「視線を向ける」という事と、「注意をして見る」って、同じことだろうか? ただ単に、視線を向けるだけでは気付かない事なんて山程あるからね。
そこで 現場を歩くときに「気付く」ようになりやすいポイントを、2つお伝えします。 1つ目は、前田さんが自分で半分答えを言っているけど、「所長に言われたこと」を、今度は「言われる前に気付くこと」。別に、最初から気付けとは言って無いかならね。 はじめは誰でも気が付かないものなので、誰かに指摘されたことを「次回からは自分のもの」にしてしまえば良いのです。
つまり、所長から言われたことを随時メモを取っておいて、次に現場を廻るときに注意して見れば良いのです。 すると、最初は意識して見ていたものが、そのうちに「おかしな場合」のみ自然と気が付くようになって来ますよ。
次のステップとしては 「作業員さんとコミニュケーションを取ること」です。現場を歩いているときに 「どう?順調?」 と声をかけた反応を見れば良いのです。何か上手くいかないトラブルなどが有れば、取り除く努力をしましょう。
そして、次からは「先程と同じシチュエーション」であれば、取り除くべきトラブルが潜んでいるはずです。そこに気がつけば現場で様々な事に気が付くようになるでしょう。 誰でも、最初はわからないことだらけです。1つ1つ経験して段々と気が付くようになるのです。
そして、気が付くためのヒントは案外身近に落ちているものですよ。 それでは。 |
実は
私は現場巡回時にさまざまな事柄に気付くことが出来るようになって
現場巡回時に行うべきことの3分の1が出来るようになったと考えています。
では
残りの3分の2はどのような事柄に気をつければ良いのでしょうか?
こちらの記事で答えを書いているので是非読んでみて下さいね。
↓ ↓ ↓
そして
実は、本当にここだけの話ですが、私が1番現場巡回時に
「気付き」が多いと感じるときは
現場で何かをしないといけなかったり、誰かに呼ばれたりすることなく
「何の用事もなく現場を巡っている時」ですかね。
そういう場合は、気持ちがイライラしていないので、ふとした瞬間に
さまざまな気付きがあるものです。
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