分からないことがあると仕様書などで知識を得よう。
しかし
「よ~し、仕様書には〇〇と書いてある。これで行こう」
と、あなたが考えて、先輩に報告をした時に
「先輩、〇〇で行こうと計画しているのですが宜しいですか?」
「いやいや、経験上△△が良いな」
「え~、そんなことどこにも書いてありませんでしたよ」
「いや、でも△△だ!」
と言われて、しぶしぶやったら数年後
「あそこでトラブルが発生した」
「何で、あの時△△でやったんだ~!」
「先輩の指示でしょ」
「え~、そんな事言ったけ?」
という、内容は明かせないやり取りを
つい最近経験した私は、
「正しい知識」と「経験」ってやっぱり、
「正しい知識」が勝つんだな。
ということを再認識した。
なぜなら
今までの経験って、裏付けされている根拠が乏しい物が多い。
そして、時代とともに「スタンダード」が変わっていくという事実。
実は、私が会社に入ってからの十数年でも、スタンダードが
変化してると実感することがある。
例えば
入社当時に会社の標準ディティールに書いてある納まりが、
数年後には、「ダメな納まり」として上がっていることもある。
会社の営繕担当から
「何で、この納まりにしたの?」
と聞かれて
「会社の標準ディティールに有りましたよ」
と答えると、すかさず
「今は、あの納まりは不具合が起きるからダメ」
と返事が帰って来たことがある。
「え~、うそ~」
と思わず声に出してしまった記憶があるよ。
だから
正しい知識って、ズーッと正しい知識のままではないので
常日頃から、勉強し続けることが非常に大切だね。
そして
「経験」をいつも論拠にしている先輩に、自分の意見を通すためには
やっぱり「正しい知識」が必要だと感じるし、実際に話をする時に
書籍のコピーなどを持参して、あなたの「意見」に肉付けをしてくれる
「知識」を先輩に見せることは非常に効果的だよ。
つまり
先輩の経験と正しい知識はどちらが勝つのか?
については、9割は正しい知識が勝っていると感じる。
なぜなら、経験上の過去の知識は、研究や実験によって
全く結論が変わってくることもあるから。
だから
正しい知識に基づいた上での、経験上の失敗例を踏まえた
施工を行うということが、より良い品質を求める上では非常に効果的。
更に
正しい知識を得るための最速の方法は、資格勉強。
もしも、あなたに「取るべき資格」があるなら、
こちらの記事も合わせて確認しておこう。
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