現場で労働災害が発生!
あ~、もっと◯◯しておけば良かった~。
次々と湧き出てくる後悔の嵐。
しかし、時間を巻き戻すことは出来ない。
あとは、成り行きに身を任せるのみである。
しかし
出来るだけ後悔なんてしたくないよね。
そこで
今回は、事故が発生した時に、後悔しないために
普段から気をつけておくべきポイントをお伝えする。
まずは
作業の計画や手順を、作業員さんと打合せておくこと。
本来は、「作業手順書」、「機械計画書」にキチッと記載
されておくことがベストである。
しかし
忙しいから後回しにされがちだよね。
でも
あなたの考えはキッチリ持って、
作業員さんと接する事が非常に大切なのである。
なぜなら
本当に事故が起こって、労働基準監督署の人が
事情聴取をしている時に、
「結局、あなたはどうしたかったのですか?」
と聞かれる事があるから。
そこで、あなたの意見と、伝えた事実を堂々と言えるか
によって、監督署の人の印象は絶対に違うと感じるよ。
だから
あなたの計画や作業手順に掛ける「想い」は
最低限、キッチリ伝えることを心がけよう。
次に
書類はこまめに整理していおくこと。
と言うのは、大きな労働災害が発生した場合は
作業日誌、新規入場教育、KY用紙、作業手順書などの
安全書類は、警察や労働基準監督署に押収されてしまう。
更に
労働災害が発生してから、安全書類に加筆することは
ルール違反である。つまり、「改ざん」なのだ。
結局
実際に、労働災害が発生すると、安全書類はコピーしておく
必要はあるが、加筆が出来ずに、例え「ずさんな書類」であっても
指を加えて見ていることしか出来ない。
だから
日頃から、安全書類は整備しておく必要があるのだ。
最後に
日頃から現場で声掛けを行うこと。
「あ~、あの時安全帯つけろって言っていたら
墜落しなかったかも知れないのに~」
なんて、後悔してもしきれないよね。
更に
死亡事故や後遺症の残る事故になってしまったら
もう取り返しのつけようもない。
もしも
時間が逆戻りしてくれたら。
と考えてしまうけど、時間が逆戻りすることなんてありえない。
だから、現場を歩いていて「危険の芽」を感じたら、
声掛けをして早めに摘み取っておこう。
私は、「声掛け」をしても是正せずに事故を起こしてしまった
作業員は、「自業自得」であると考えるようにしているよ。
だから
日頃からの「声掛け」は非常に重要。
事故が起きた後に、絶対に後悔しないようにね。
つまり
労働災害発生時に後悔しないために
日頃から気をつけておくべき事とは、
- 作業の計画や手順を周知すること
- 記録はこまめに付けておくこと
- 日頃からの現場での声掛け
しかし
建築現場は本当に忙しいよね。
やること一杯でアップアップ状態。
と言う人もかなり多いはず。
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