あなたは「前科」が有りますか?
と聞かれて9割の人間は「いいえ」と答えるだろう。
そして、残りのほとんど1割は「交通違反」などであると感じる。
更に、本当に極小数の人だけが、れっきとした「前科持ち」。
しかし
建築現場で特に所長などをしていると
「前科持ちになる可能性」が有るのだ。
それは
労働災害が起こった場合。
特に
「死亡災害」が起こってしまった場合は
かなりの高確率で、「業務上過失致死」が適用される。
誰に適用されるかは、ケースバイケース。
でも
「業務上過失致死」が、自分に対して適用されるのは
まっぴら御免だよね。
私は
「絶対に嫌だ!」
ちなみに、私は幸運にも前科はついていない。
しかし
死亡事故が起きた場合の所長の話などを聞くと
本当に悲惨なもので有る。
警察や労働基準監督署に毎日のように呼ばれ
半年とか1年とか経った後に、書類送検されるのだ。
本当に、「事故なんて起こしたくない」と感じる瞬間。
ただでさえ、自分の現場で、人が死傷して傷ついているのに
最終的に「犯罪者の仲間入り」になってしまうなんて
本当に、本当に辛すぎるよね。
正に
最悪の未来だよ。
だから
最悪にならないために、普段から安全管理に
気をつけておくべきである。
あなたは現場監督の立場だから、
自分が怪我をしてしまうというシチュエーションは
ほとんど無いと感じるけど、
犯罪者になってしまう可能性はあるからね。
つまり
文字通り、「自分の身は、自分で守ろう」。
人間は、他人事だと感じると、本当に真剣にならない。
しかし
いざ、自分に危険が迫ると、途端に焦るくらいに真剣になる。
今回の話を、「対岸の火事」と感じるか、「人の振り見て我が振り直せ」
と感じるかは、あなた次第だよ。
つまり
建築現場で前科一犯の犯罪者になるという
最悪の事態とは「労働災害は発生した場合」である。
特に
死亡事故の場合では、9割の確率で誰かが「業務上過失致死」
で書類送検されることになる。
しかし
現場で事故が発生した時の、「初動」を間違えると
「証拠隠滅罪」も問われてしまう。
前科2犯にならないためには、こちらも理解しておこう。
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