工程通りに作業員が確保できるのか?
現在の、人不足の建設業の中ではかなり死活問題である。
そして、順調に人集めを進めている現場と、
そうでない現場の2極化が進んでいると感じている。
実際に
色々な作業員さんや会社の担当者と話をしていると、
「〇〇建設の現場には行きたくない」
「〇〇さんの現場には行きたくない」
と、会社名や個人名を出して「行きたくない」という
意思表示をしている人達もいるのだ。
彼らの理由を聞くと
- 追加がもらえない
- 立替ばかりされる
- 態度がイヤ
- 現場監督が口だけ
- 現場監督が作業の内容を理解していない
- まとめて仕事を作ってくれない
- 作業に行っても出来ない事が多い
- 作業の予定が立たない
- 急に「すぐ来てくれ」と言われる
- こちらの都合を一切無視
などなど、上げていけばきりがない。
その中で
後半部分の理由については、
実はあなたの「工程管理」と直結しているのである。
だから
今回は、作業員や協力業者の気持ちとしてお伝えする。
例えば
いつも工程通りに進めてくれるAさんの現場と、
予定がコロコロ変わるBさんの現場が有るとする。
Aさんは予定が変更になっても、すぐに連絡をくれるので
「段取りの予定や変更が対応しやすい」
しかし、Bさんは直前になって
「やっぱり、明日はダメ」
と言われることや、
予定していないのに
「やっぱり明日来て」
と言われることが非常に多い。
ハッキリ言って私だったら、Aさんの現場の予定は組むけど、
Bさんの現場の予定は適当にしか組まないよ。
そして
Bさんに対しては、
「きちんと出来るようになったら呼んで下さい。
それから段取りします。」
と言ってしまう。
だって
ハッキリ言って「労力の無駄」だから。
最終的に、工期に終わらなくても日頃の行いが悪いだけだし、
終わらせるための管理をしていないから、最後バタバタになって当然。
もしも
私がBさんから「次の現場も頼む」と言われても
丁重にお断りがしたい。と言うところが本音。
付き合い上、やらなければ行けなくても
優秀な作業員はAさんの現場に付けて、
予定通り作業を終わらせてしっかり稼いでもらう。
Bさんの現場の赤字を埋めるためにね。
結局
Bさんの現場には、ろくな作業員しか集まらないので
余計に予定通りに進まないのかもしれない。
まさに、負のスパイラルだね。
つまり
工程通りに作業員を確保するために普段から実践すべき事とは、
普段から「◯日から作業に入って」という言葉を本当に実現させること。
相手に、あなたが言ったのならきっと実現するから、
それまでに段取りをしっかりしなければいけない。と意識させること。
間違っても、「どうせ工程ずれるから」なんて思われていると
何時までたってもスケジュール通りに物事は進まないよ。
その為には
こんなテクニックも効果的だよ。
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