現場で問題が起こってから対処するより
事前に隠れた瑕疵を見つけるほうが100倍以上良い。
ということは、きっと全ての現場監督が分かっていること。
しかし
現実は、理想とは程遠い。
あなたは、所長に
「毎日現場に出ていて、何故気付かないの?」
と言われた事無いかな?
そして、ハッキリ言って所長に対して
「ウルサイ!」と感じたことって無いかな?
なぜなら
- 現場に出ると直ぐに作業員さんに捕まる。
- 現場で用事を済ますだけで精一杯。
- 事務所でも仕事が山積みなので現場に出れない。
- 目の前の問題を解決するだけで精一杯。
- そもそも完成形がイメージ出来ていない。
- 出来上がって初めておかしいことに気づくことが多い。
- 結局、担当の作業しか目に入らない。
などなど理由をあげればキリがない。
「毎日現場を走り回っているのに、
現場の中での問題点なんか気づくかよ~」
という所が本音だろう。
その中でも、
私の経験上において、「現場で気付かない」最大の理由は
「担当工事があるから」であると考えている。
どうしても、「自分の担当」があると優先的に確認するので
他の作業や取り合い部分が目に入らないことが多々ある。
しかし
所長などは違う。
自分の担当が無いから、誰にも声を掛けられること無く
自分のペースで見たい所を見たいように歩き回れるのだ。
すると
必然的に、「第3者目線」で現場を一歩引いた所から
見ることが出来るので、他の担当者が気が付かないよな
事柄まで気づくことが出来るのである。
だから
決して、あなたに能力が無いわけでは無い!
と心から感じているよ。
でも
何故、記事にしたかというと
1日に数十分、または1周間に1時間~2時間くらいは、
現場の中をゆっくり「第3者目線」で見て回ることをオススメする。
私が考える効果的なタイミングは、
夕方で作業員さんが片付けや、明日の段取りを始める位の
タイミングが一番質問などをされにくいのでオススメ。
敢えて、一歩引いて見ないと「見えない瑕疵」は
絶対にあなたの目には映ってこないからね。
つまり
現場で見えない瑕疵を見抜く力の養い方の秘訣とは、
1日数十分、又は1週間に1時間でも2時間でも、
敢えて現場をゆっくり「第3者目線」で回ること。
オススメなのは、夕方の作業員さんが片付け始めた頃に、
毎日見て回ることが効果的。
しかし
本当にボーッと見て回っていても、絶対に問題点は見つからないと
感じるので、日頃から色んな失敗事例を気に留めていて、
自分の現場が該当していないか?確認すると非常に効果的。
更に
問題点を発見できたら、まだまだ次のステップが有るよ。
詳しくはこちらで解説してるので合わせて読んでおこうね。
↓ ↓ ↓
この記事へのコメントはありません。