建築現場に配属されても、最初は何だか雑用ばかり。
最初に現場監督の仕事とは
- 品質管理
- 工程管理
- 安全管理
- 原価管理
があると言われているが、
新入社員でも出来る「品質管理」とはどういった内容なのだろう。
いきなり難しいことは当然出来ないが、
その中でも、出来ることはきっとあるはず。
と考えている、あなたにお伝えするが、
今回は先に「結論」から述べる。
結論は
「設計図の通りの物ができているか?」
を確認することである。
具体的には
もし、あなたの配属先が「鉄筋コンクリート造」の建物で
まだ躯体工事(鉄筋・型枠・コンクリート)の工事を行って
いたとすると、9割の確率で与えられる仕事は
「配筋写真」の撮影である。
しかし
写真の撮影だからといって、適当に撮っても良い
というわけではなく、後々「提出物」となるので
かなり高い意識レベルを持って撮影に望んで欲しいのだが
今回書くと非常に長くなるので、またの機会とさせて頂きます。
今回
私が言いたいのは、例えば「柱」写真を撮る前に
- 主筋の本数は図面通りか?
- 主筋の方向は図面通りか?
- フープの種類は図面通りか?
- フープのピッチは図面通りか?
を必ず確認しておいてほしいということ。
もしも
図面通りになっていなければ、
あなたが折角撮影した写真が全てボツになるだけでなく、
最悪コンクリートを打ってしまったら、
壊してやり直す必要があるからだ、
コンクリートを壊してやり直すとなると
とんでもないお金の時間が掛かってしまう。
とても、あなたの給料ではまかなえない位の金額である。
だから
私が今回一番言いたいことは
「設計図通りになっているか?」ということを
あなたが確認することは、立派な品質管理であり
もしも、間違いを発見したら立派に現場の役にたっているということ。
でも、たとえ設計図通りで問題なくても
あなたは「設計図通り」であることを確認している。
これも立派な品質管理。
しかし
1つだけ注意点がある。
先ほどの図面通りであるか?という内容は
初歩的な内容であるということ。
つまり
あなたが4つの項目について確認しているなら
先輩は倍の8つの項目について同じ時間で確認しているかもしれない。
だから
更なる高いレベルの品質管理を行うために
常日頃から、知識を増やす努力を絶えずやっておこうね。
つまり
新入社員のあなたでも最初に出来る「品質管理」とは
「設計図の通りの物ができているか?」
を確認することである。
しかし
同じように「設計図通り」でも、チェックする項目数は
検査する人のレベルによって違ってくるので
常に勉強を惜しまないことが非常に重要だよ。
更に
資格勉強をしている人や、これから始めようと考えている
人はまず。こちらの記事を読んで「資格勉強」に対する
考え方について勉強を是非やっておこう。
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