建築現場の翌日の作業打合せをスムーズに進めるコツとは?

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建築現場はめまぐるしく毎日変化している。
その、変化している作業を調整するために

現場監督と作業員の職長さんが集まって
たいてい昼に「翌日の作業打合せ」を行う。

 

そして

建築現場の翌日の作業打合せを見ていると
その現場がスムーズに進んでているか?
トラブルだらけなのか? が一瞬で分かる。

色んな人の意見が出て収集つかないような現場も
実際には存在するのだ。

 

しかし

私が、一番まずいと感じている現場は
「打合せの中で、誰も発言せずに何となく進んでいる現場」

この「波風立たない打合せの現場」には
2パターンある。

 

1つは、「みんなが把握済みで疑問が起こらない現場」である。
つまり、明日の作業の打合せなんかしなくても、
職員も職長さんも、みんな明日どのような作業があって
どこに何が設置されるのか? が分かっているのである。

現場が「みんなが分かっている状態」までレベルアップすると
本当に、昼の作業打合せは「良い意味の儀式」である。

 

もう1パターンは

「誰も理解していないまま進む作業打合せ」である。
誰も理解していないと、「淡々と」進む。

 

なぜなら

現場監督は、作業員さんが自分の希望通りにやってくれる
と勝手に考えているし、

 

逆に

作業員さんは、現場監督が自分の希望通りにやってくれる
と勝手に考えているか? 
自分には関係のないことだと考えている。

 

そして

翌日を迎えた時に「話をしていないのに」
「話が違う」。とお互いに言い合いになっている。
悲しい話だけど、何度となく実際に見ている。

 

では

良い意味で、打合せの時に「波風立たない」ように
スムーズに進めるコツとしては、

問題になりそうな事柄は、
昼の打ち合わせの前に、下打合せをしておくこと。
である。

きっと関係する業者は2~3社なはずなので
あなたがそれぞれの言い分を事前に確認して
事前調整をしてしまえば、スムーズに進むはず。

 

そして

 

私は、
昼の打ち合わせが長くなるのが嫌い。

 

なぜなら

作業員の職長さんとの昼の打ち合わせは
多い時は30社くらい集まって打合せを行うが
特に、問題になるのは2~3社の話で

残りの業者の人には関係ない話だからだ。

 

つまり

昼の打ち合わせの場では、
出来るだけ「みんなに関係する」話をするべきで
特定の人達に関係することを話し合う場ではない。

 

結局

特定の2~3社の問題が解決しないと
翌日の流れが大きく変わってしまうために
残りの業者が待ちぼうけをくう場合もしばしばあるから。

 

だから

問題になりそうな事柄については
「事前調整」をすることが非常に効果的。

 

つまり

翌日の作業打合せをスムーズに進めるコツとは、
作業打ち合わせの前に「事前調整」をしておくこと。

そのためには、週間工程表をしっかり書いて
2~7日先に予定を教えてあげるとスムーズに行きやすい。

仕事もプライベートも予定が事前に分かっていたら
計画が立てやすいからね。

 

更に

昼の打合せの事前調整を行う上で
作業員さんから信頼されていると圧倒的に有利。

作業員さんからの信頼を得るためにはこちらの記事がオススメ。

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