現場の朝礼の後に行うKY活動。
でも、KYって何?
KYと言っても「空気読めない」
ではありません。
実は
「危険予知活動」の事。
他にも呼び名は色々ある。
危険予知活動なのでKYKだったり
ツールボックスミーティング(TBM)
などなど。
更に
同じKYでも「1人KY」や「現地KY」など
種類があり、会社によって取り組み方は様々。
では
「KY」って本来何をするもの?
だけど
KYとは、朝礼の後に書く作業の班ごとに集まって
その日の
- 作業内容
- 作業員の配置
- 危険なポイント
- 危険への対策
を確認することである。
最終的に
その日が終わって帰る時に
「お疲れ様」。
と笑顔で別れる為にやっているのだ。
現場で事故をしてしまったら
「絶対に笑顔では帰れない」。
もしかしたら
救急車で現場を離れるかもしれないし、
最悪の場合は、この世から離れてしまうかもしれない。
実際に、本当に現場では「起こりうる事」
私も、最近救急車から運びだされる瞬間を見た。
だから
作業前のKYって非常に大事。
特に、重要な作業には、
実際にあなたが立ち会って「気をつけて欲しいポイント」
を説明してあげると更に効果的。
やっぱり、現場監督が立ち会うと
みんな注目するので、朝礼で指示事項を言うより
何倍も、何倍も効果がある。
そして
どの業者に立ち会うかだけど
渡しの場合は、「あまり積極的にKYを行っていない業者」
を優先的に立ち会っている。
立派な会社は、別に私が居ようが居まいが
「立派なKY」を行っている。
そんな会社は、私はほっておいている。
まずは
全体の安全意識の底上げなので
一番真面目に取り組んでいない業者から立ち会っていく。
そして、集まるところから、時にはKYのやり方まで
教えていくようにしている。
結局
誰かがサボっていたら、全体の士気が下がってしまう。
「何で、あの業者はKYやらなくても良いのか?」
という不満が出ないようにするために
全体の底上げが必要不可欠。
つまり
危険予知活動「KY」とは、作業員さんが安全に1日作業できるために
事前に「危険のポイント」を確認して事故を起こさないようにすること。
更に
KY活動に取り組む姿勢を見ていると
協力業者の安全のレベルが非常に分かりやすい。
一生懸命に時間をかけてやっている会社と、
適当に済まして終える会社とでは、「安全面」だけなく
「品質面」においても差がつきやすいよね。
あっ
朝礼については
こちらの記事も合わせて読むとオススメだよ。
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