建築現場の一日は朝礼から始まる。
一日の作業の内、危険のポイントや注意事項
更にイベントなどを作業員の人たちにお伝えする集まり。
現場が始まって、最初の頃は数人で行われ
現場の進捗が進んでいくうちに人数が増えていく。
大規模現場だと、何百人単位になることもある。
ところで
あなたは人前で話すことが得意ですか?
実は
私は、メチャメチャ苦手だった。
特に
新入社員の頃に、安全当番で朝礼時に
みんなの前で話すのだけど、
いつも、緊張して早口になっていた記憶がある。
で、実際どのようなことを話したのか良く分からない。
せっかく、作業員のみんなの前で
大切なことをしゃべるチャンスなのに
全然活かせていなかった。
昔から、人前に立って物事をするタイプでは
無かったので人前でしゃべれるようになるまでは
非常に時間がかかった記憶がある。
しかし
今では、別に作業員さんが何人いても
朝礼時にしゃべることが出来るようになった。
では
どのようにして人前でしゃべることが
平気になったのか?
まずは
結局は、場数を踏んでいったらそのうち慣れて来た。
人間、同じことを100回繰り返す前と後では
やっぱり見違えるほど成長しているもんで
年々、慣れて来たなと実感していたね。
しかし
そんな、経験を積めば慣れる。なんてことだけ書くなら、
わざわざブログで記事にする必要はない。
実は
もう昔過ぎて、何からの引用であったか覚えていない
けれども、その後の私の朝礼に今でも影響を与えている
印象的な言葉を聞いてから、朝礼のしゃべり方が180度変わった。
その言葉とは
「人間は、一度に3つの事しか覚えない。
そして、一番印象に残るのは3つ目に言われたこと」
確か、そのような内容だった。
だから
朝礼に置き換えると、
安全に対する注意事項など、みんなに伝えたい事項は
3つだけしゃべる。
そのうち、最後に一番伝えたいことをしゃべる。
という事。
それから
朝礼前に、しゃべりたいことを3つ箇条書きにして
一番、重要かなという内容に印をつけるのだ。
そして
朝礼では、その3つの事をしゃべるだけ。
では
以前は、どうだったかと言うと
あらかじめしゃべることは決めてはいたのだか、
自分がしゃべる前に、作業員さんの発表を聞きながら
内容を追加したり、減らしたり頭の中で考えていた。
いざ、しゃべる時になって
結局話すことがまとまってなくてうまくしゃべれなかったのだ。
しかし
最初から、「3つ」と決めておけば問題ない。
よほどの事が無ければ「3つ」。
それだけで、メチャメチャ気が楽になった。
毎日、3つの中に何を入れるかを考え
そして、どの順番でしゃべるかを考えた。
当然、最後に一番何を伝えたいかをね。
つまり
朝礼の時に人前でしゃべる事が苦手な人は
「しゃべることを3つ」にあらかじめまとめておくこと。
その中で、最後に一番伝えたいことを
しゃべると非常に効果的。
だから
何事も「実践」。
実践力を付けるには、この記事を読むことをお勧めするよ。
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