建築現場で山留めが必要か?を判断する3つのポイントとは?

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建築現場の基礎工事で、コストも工期も掛からないのが
山留め工事をせずに、オープンカットで掘削が出来ること。

 

しかし

様々な条件を考慮していく上で山留め工事を採用すべき。
という結論に達するのである。

 

いつもは

先輩が現場の方針を決めているかも知れないが
次の現場では、あなたが決めないと行けなくなるかも?

 

そこで

少しざっくりではあるが、山留めを採用すべき条件について
今回はお伝えしていくよ。

 

まずは

山留めの一番基本的な所は、土砂の崩壊を防いで
安全に基礎工事を行うことである。

 

つまり

掘削を行うことで現場に近接している道路や建物に
悪影響を及ぼす場合には山留めを持ちいなければならない。

山留めを抜いた時や、掘削時に予想される変位の問題は
ひとまず置いておいて、施工可能か?という論点でいくと、
必要であると判断したなら自信を持って採用すべき。

 

なぜなら

オープンカットで掘削していて途中で

「マズイ!」

と感じても、途中で山留めを打つという事は現実的では無いからね。
事前にリスクをしっかりと見込めるか?が勝負だよ。

 

 

次に

地下水位が高くてディープウェルなどの排水計画が必要であれば
山留めも合わせて必要となる。

 

この場合は

地層にもよるが、山留めの先端を不透水層まで到達させると効果的。
外部からの地下水の流入が少ない方が排水計画は
圧倒的に成功しやすいよ。

 

 

最後に

1.5mよりも深く掘削を行う場合で土砂の崩壊の恐れのある場合は、
山留めを行わなければならない。と定められている。

 

特に

建築現場では、外構工事の場合の埋設配管や囲壁工事の掘削の時に
工期が無いからといってオープンで掘って事故する事例もあるからね。

急いでいるときこそ「急がば回れ」だよ。

 

 

つまり

建築現場で山留めが必要か?を判断するポイントとは、
実際に掘削工事を行なう上で

  1. 近接道路や近接建物などに影響を与える場合
  2. 地下水位が高く止水を行わないと工事ができない場合
  3. その他で1.5mで土砂崩壊の恐れがある場合

 

特に

最後の外構工事などで配管の埋設や、擁壁の基礎掘削時において
工期やコストの削減のために無理やりオープンカットで掘削して
死亡事故などにつながって、結局工事が止まった例もあるからね。

 

更に

山留めの計画時はこちらも合わせて確認しようね。

↓  ↓  ↓

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