山留め工事計画図の作成時にまず確認すべき事とは?

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山留め工事の計画は慎重に行う必要がある。

 

なぜなら

山留めの計画や施工中の管理が適当であると
山留め自体が崩壊する恐れがあるから。

 

まず

地下水位の高いところでの掘削作業があったり、
地下階があったり、近隣家屋などが近接している場合には、
山留めを計画する必要があるのだけど、
具体的な工法については今回述べないが、

全ての山留め工事の計画を行う前に、
構造計算を行って安全性を確かめる必要がある。

 

だから

今までの感覚で同じようにやってしまうと、
失敗する恐れがあるのだ。

 

実際に

私も同じような掘削深さで同じように鋼矢板を打設したけど
地盤の状態が今までの感覚と違っていることにより、
想定以上の山留めの変位になってしまったことがある。

 

つまり

経験だけを頼りにしないで、きちんと構造計算書を
確認することが非常に大切であるということ。

「そんなこと言っても、計算の仕方分からないし…」

という人は、こちらの本が初心者向けでおすすめだよ。

 

次に

計画図を実際に書くときに注意してほしいことは、

  • 計算書の部材に沿って計画図がかけているか?
  • 重量物なので、揚重機の作業半径と設置位置の確保が出来るか?
  • 資材の仮置きヤードが確保できるか?
  • 近接建物に対する養生はどのように行うのか?
  • 道路使用などの必要はあるか?
  • 掘削時の搬入路をどこにするか?

という当たりを確認して欲しいけど

 

もっと重要なのは

「本当に引き抜きに行けるのか?」

である。

 

実際には

山留めを打設する時期は、掘削する前なので
揚重機をある程度自由に据えることが出来る。

 

しかし

鋼矢板などは、埋め戻しが完了した後に
引き抜く必要があるのだ。

建物の外周に揚重機を据えることが出来るので
あれば、全く問題ないのだが、山留め工事を行う
ということは、敷地に余裕がないことの裏返し。

 

いざ、引き抜きの時期になって作業員さんから

 

「どうやって引き抜くの?」

 

と言われるまで気が付かないこともあるかもしれない。
鋼矢板の場合は、サイレントパイラーで引き抜けば
ある程度作業半径は稼げる。

 

しかし

鋼矢板に曲がり角がある場合は、
一度吊り上げる必要があることが多い。

 

だから

安全性とともに、施工の実現可能性も確認することが
非常に重要であると私は感じるよ。

 

つまり

山留め工事計画書のポイントは、
いかに「崩壊」せずに、更に近隣家屋に影響を
最小限に食い止めて、安全に工事が出来るかが非常に重要。

 

更に

工事の序盤戦になることが多いので、時間がない中でも
綿密に打ち合わせが必要になってくるよ。

 

だから

現場の取り掛かりは非常にハードワークになりがち。
最初でいかに踏ん張れるかが、現場運営の全てに掛かって来るから
こちらの記事も合わせて読むことをおすすめするよ。

↓  ↓  ↓

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