拡底杭の仕組みとは?どのようにして杭先端だけ広げて掘れるのか?

Sponsored Links
/* */

 

まっすぐに掘った地中深くの一部分だけ
どのようにして経を拡げて掘ることが出来るのか?

あなたは疑問に感じたことは無いかな?

建築工事では一般的に「拡底杭」が使用されている。
拡底杭というのは、杭の先端部のみ掘削径が大きく、
例えるなら球根のような形状になっている杭のことである。

 

当然

1度でも実際に経験したことのある人はわかっているが、
工事を経験する前に「拡底部の掘り方」について聞かれた時に
私自身は不思議でたまらなく、正解にたどり着くことが出来なかった。
という記憶がある。

「えっ、拡底部に達したら油圧でオーガの形状が変わるの?」

確かに、掘削するオーガの形状が変わる必要があるのだが
油圧などの高度な物を使用していたかったから驚きだった。

 

それは

オーガの先端に可動するパーツを取り付けていて
何と「回転方向」を変更するだけで掘削径の変更が出来る。

と言っても「???」な状態であると感じるので
写真をここに載せておこう。

 

 

通常掘削時は、基本的には「正転(時計回り)」で掘削を行う。
すると、先程の2枚の写真の径が変化している部分が、
押し込められて強制的に縮まった状態で掘削が進んでいく。

 

そして

拡底部に達し「逆転(反時計回り)」で掘削を行った場合は、
先程とは逆に、可動部分は強制的に拡がってしまう結果となる。

 

ゆえに

拡底部分のみ拡がった掘削の孔壁が形成されるのだ。

当然、各工法において特許などを取得しているはずだけど、
本当にその通りに掘れるのか?については現場打ちの杭で
後壁を超音波で測定した結果を見るまでは半信半疑だったね。

 

つまり

拡底杭の仕組みとは、先端のオーガが逆回転することにより、
オーガの先端の部分が広がるという言葉では説明し難い
不思議な原理になっているのだ。

 

だから

杭打機を注意深く見ているとロッドの部分が正転(時計回り)か
逆転(反時計回り)かで現在どの過程なのか?を推測することが
できるのである、たとえ、杭の先端は見えなくてもね。

  • コメント: 0
banner11

Sponsored Links


関連記事

  1. 外部足場を計画するために考慮すべき3つのポイントとは?

  2. 暑中コンクリートで生じやすい5つの問題と管理ポイントとは?

  3. 定着長さが配筋検査時の直すのが非常に困難な指摘事項の1つ!?

  4. 建設現場で使用する足場板は鋼製か?木製か?

  5. 鉄筋のフック寸法と曲げ内法寸法の基本の「キ」の話

  6. 既製コンクリート杭は何故ちくわの様に中が空洞なのか?

  7. コンクリート打設計画で安全に施工する為に検討すべきものとは?

  8. 鋼管杭の回転圧入工法で杭工事の悩みを激減させる最大のメリットとは?

  9. 鋼管の納期はいつ?杭工事の工程に絡む納期の話とは?

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プレゼント付無料講座開催中
kouza
仮設 syoseki
プロフィール
myImage

作者:TM


私の職業は「建築現場の現場監督」。
何だかんだで15年働いている。
その15年分のノウハウを若い現場監督さんのために、全て暴露しくよ。

なぜ、キツイ建設業界で働き続けているのか?
その秘訣がしりたいあなたは
今すぐこちらをクリック

↓ ↓ ↓

詳しいプロフィールはこちら


あっ、
ただし「社外秘」や「会社独自の技術」じゃ無いよ。
あくまで、「私個人の感じる本音」だよ。
最新記事・おすすめ記事
  1. 鉄骨溶接の開先とルートって?名前は聞いたことある…

  2. 鉄骨製作工場で確認しておくべき溶接材料の○○とは?

  3. 普通ボルトは締めても緩む?理由と対策(戻り止め)…

  4. 高力ボルトの締付後の確認ポイントとは?(ナット回…

  5. マーキングを見ると手抜き工事が一目瞭然?チェック…

  1. 一級建築士の資格勉強を始める時期はいつからか?と…

  2. 在宅勤務になり建築現場に配属されない時の学習方法…

  3. 最上階の梁の定着は一般解の梁と何が違うのか?

  4. TMです。新年明けましておめでとうございます。【悩…

  5. 工事写真をスマホで管理する時代が到来!Photo Manag…

人気記事ランキング
月間週間デイリー
ブログランキング
にほんブログ村 住まいブログ 現場監督へ