鉄筋工事の施工計画書の本音と裏側(5)

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前回は、鉄筋工事の施工計画書の全17項目のうち
7~8項目までをお伝えした。最初から読みたいあなたはこちらから。

今回は続きからお伝えするよ。

 

9,鉄筋加工機具(切断,曲げ)

 

切断面はガタガタ、曲げ角度もバラバラ。

一体どのように加工したのか?と訪ねると、

「ガスで切断して、いちいち手で曲げています。」

と回答する鉄筋業者はいないだろう。
もしも、そんな業者がいればチェンジすることをおすすめする。

 

さすがに

冒頭のような業者はいないにしても、実際に加工する場合に
どのような設備を使用して鉄筋を加工するのか?
を知っておく必要があるよね。

 

そして

鉄筋業者から設備一覧を貰った時に、「何に使うか分からない機械」
については、1度でも調べておくと記憶に案外残るから効果的だよ。

 

10,鉄筋の継手位置,継手長さ,定着長さ及び余長

 

私が会社に入って2~3年間は、

「鉄筋の継手位置としてこの場所は正しいか?」

と言われても答えることが出来なかった。
そこを意識するようになったのは、ある事件があってからである。
この話はまた今度記事にするとして、あなたに伝えたいのは

 

「継手位置」、「継手長さ」、「定着長さ」については
鉄筋を扱う現場監督をやっていく上で、ぜーーったいに欠かせない
というくらい重要な知識であることは間違いない。

 

更に

「継手位置」、「継手長さ」、「定着長さ」というのは、
工事監理者さんと一緒に配筋検査を回っている時に、
何か気になる箇所について話している場面での頻度が
非常に高い内容なのだ。

 

例えば

「あらっ?ここの定着って短くない?30d しかないよ」

と質問を受けた場合に

「確かに30dです。ただしこの階からコンクリートの
強度が変更になっているので前階より5d違います」

と、あなたが瞬時に答えることが出来たのなら

「あ~、なるほどね」

と納得してくれるはずだけど、

 

「え~っ、それは~、その~、…」

と構造図のあっちを開き、こっちを開きしていると

「こいつ、大丈夫かな~?」

って受け取られるからね。

 

もしも

あなたが工事監理者さんと上手くやっていきたい。
と考えているなら、しっかりと理解しておこう。

 

今回はこのあたりでおしまいね。
また次回。

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