鉄筋の強度は色々あるけど何を基準にして決まっているの?
と、あなたは疑問に感じたことないかな?
実際には、構造計算を行って鉄筋の強度を決めるのだけど、
基本的な考え方ってあるはずだよね。
ということで、今回は鉄筋の強度についてお伝えしていこう。
まずは
基本的な所からいくけど、鉄筋コンクリート造の建物において
鉄筋は一部の応力に対してしか負担をしていない。
つまり
鉄筋は「引張力」について負担をして、「圧縮力」については
コンクリートが負担をしている。
なぜなら
コンクリートは圧縮力にはめっぽう強いが引張力については
負担できる圧縮力に比べてかなり小さな力しか負担できないから。
だから
鉄筋コンクリート造の建物の強度を高めるためには、
コンクリートと鉄筋の強度をバランス良く高めることが大事。
例えば
高層の建物などで高強度コンクリートを使用している場合には、
鉄筋についても強度の高いものを使用していることが多い。
「150Nのコンクリートを使用してます」
などと、コンクリートの強度についてはプレスリリース
されることがあるけど、その陰で鉄筋などの他の部材も
バランスを取りながら支えているんだよ。
ちなみに
「建築工事監理指針(令和7年版上巻)」にも鉄筋と
コンクリートの強度のバランスについての記載があるので確認しておいてね。
P.310
5.3.1 一般事項
(1) コンクリートと鋼材の組合せは、強度のバランス等を考慮して決められる。参考として、コンクリー トと鉄筋、鉄骨の組合せの例を表 5.3.1に 示す。
なお、現在丸鋼は、ほとんど使用されていないので、異形鉄筋に限定して示している。
表 5.3.1 コンクリートと鉄筋,鉄骨の組合せの例 鋼材
コンクリート
主筋 鉄骨 SD295A
SD295BSD345 SD390 SN400B
SN400CSN490B
SN490CFc=21 ◎ ◎ ○ ◎ ◎ Fc=24 ~ 36 △ ◎ ◎ ○ ◎ (注)
◎ :一般的に使用される組合せを示す
○ :適用可能な組合せを示す。
△ :壁筋及びスラブ筋を示す。
Fc:設計基準強度(N/m2)
つまり
鉄筋コンクリート造の強度と使用材料のバランスにおいて
圧縮力はコンクリート、引張力は鉄筋が負担するとした時に、
建物として、高い強度を発現しようとすると鉄筋とコンクリートの
それぞれの強度をバランス良く高めるということが必要である。
ということだけど、ある意味当たり前といえば当たり前の話だよね。
ところで
あなたの知識はバランス良く成長していると言って良いかな?
もしも、不安な所があればこちらの中から気になる記事を読んでみよう。
↓ ↓ ↓






















































この記事へのコメントはありません。