仮設の桟橋に1番構造的に負担のかかる車両はどれか?

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仮設の構台や桟橋を計画する時に必要なのが

「最も負担のかかる荷重は何か?」

を選定することである。

 

以前

現場に車両を搬入させるために用水路に、
仮設の桟橋を作成するために役所と色々な協議をしたことがあった。
そこで、担当者から受けた質問が

「私達が工事を行うよりも数年前に同様の工事で、
仮設の桟橋を作った時よりも、なぜ桁のメンバーが違うのか?」

というものであった。

 

実際に、数年前の工事の資料を見せてもらうと、
「25tラフタークレーン」が添付資料でついていた。
きっと、添付資料の車両が1番鋼材に負担のかかる車両だったのだろう。

 

ところが

私達の工事は、新築工事をこれから始めていくという段階だったので、
杭打ち機やそれに伴う大型トレーラー。鉄骨の揚重機など、
25tラフタークレーンよりも重量のある車両を予定していたから。

 

では

私の現場はと言うと、「60tラフタークレーン」の資料を添付していた。

「こっちもラフターかよ。」

とあなたは感じたkも知れないし、

「重機などを積んだトレーラーの方が重くない?」

と感じたかもしれない。

 

なぜなら

私自身が同じように感じたから。

 

しかし

最終的には、「60tラフタークレーン」だった。

 

理由は

車軸(車輪)1ヶ所当たりに掛かる荷重。

 

つまり

大型トレーラーなどは、総重量が多いが、
重量に伴い車軸も多いので、軸荷重が結果的に小さくなるから。
結果的には、たしか1ヶ所当たり5t程度にしかならなかったはず。

 

しかし

60tラフタークレーンは、総重量に対しての車軸との関係から、
1ヶ所当たりの荷重が10tくらいになった記憶がある。

 

だから

トレーラーの倍、60tラフタークレーンの方が負担が掛かるのだ。

この結果は、私にとってある意味衝撃的だった。
自分の感覚と、実際の結果が全く反対だったから。
しかし、理由を聞くと納得の行くものであった。

 

つまり

仮設の構台や桟橋に1番構造的に負担のかかる車両はどれか
については、意外かも知れないが「60tラフタークレーン」である。
大型トレーラーなどは、車軸が多いので荷重が分散されてしまうらしい。

 

更に

何事もトラブルや知らないことと直面しないと分からない発見って多い。
未知の経験だらけの毎日でも、しっかりと考えを持って過ごしていけば
必ず活路が見えると感じるし、それでも不安な場合には、こちらを確認しよう。

↓  ↓  ↓

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