埋め戻し時に余盛という概念があるということを知っているか?

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実は、私はお恥ずかしながら記事ネタ探しで
建築工事監理指針を読んでいて初めて知ったのだ。

 

だから

何だちゃんと沈下するじゃないか。

と安心したのである。なんとも不勉強だった。
と言うのも、いつも埋め戻しの後に沈下すると

「埋め戻しを適当にしてたんじゃないか?」

と良く言われていたのだ。

 

ちなみに

関係の指針にはこのように書いてある。

 

P.168

(4)余盛り

埋戻し及び盛土には、土質による沈み代を見込んで余盛りを行う。余盛りの適切な標準値はなく、表3.2.7は一つの参考値であるが、これにより推定することは容易でない。通常の埋戻し (地下2階で幅 lm程度)において、砂を用い十分な水締めを行う場合50~100mm、粘性土を用い十分な締固めを行う場合 100~ 150mm程度が余盛りの目安と考えられるが、重要な盛土では、試験により余盛りを決めるのがよい。

表3.2.7 余威りの参考値
土質 地山に対する容積比
堀り緩めたとき 締め固めたとき
ローム 1.25 ~ 1.35 0.85 ~ 0.95
普通土 1.20 ~ 1.30 0.85 ~ 0.95
粘土 1.20 ~ 1.45 0.90 ~ 1.00
1.10 ~ 1.20 0.95 ~ 1.00
砂混じり砂利 1.15 ~ 1.20 1.00 ~ 1.10
砂利 1.15 ~ 1.20 1.00 ~ 1.05
固結した砂利 1.25 ~ 1.45 1.10 ~ 1.30
軟岩 1.30 ~ 1.70 1.20 ~ 1.40
中硬岩 1.55 ~ 1.70 1.20 ~ 1.40
硬岩 1.70 ~ 2.00 1.30 ~ 1.50

 

引用:建築工事監理指針(令和7年版上巻)

 

そして

上記の表の興味深い所は、掘削するとどのくらい土が緩むか?
について言及がしてあることである。

 

いつも

大体の勘で話していたのだが、これからは
この表を使用して計画や打ち合わせが出来ると感じたよ。

いやいや、知らないって怖いね。

 

つまり

土工事の監理指針にも余盛りが記載されている通りに、
埋め戻しを行ったら幾分かは沈下するということを認識しよう。

 

また

記事中に記載した表は、掘削するとどの位の容積になるか?
を想定する上でも有効な表であると考えられる。

 

ちなみに

私の土工事の本音はこちら。

↓  ↓  ↓

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