耐圧盤やピット構造の基礎形式で山留の切梁が邪魔な場合は?

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掘削深さが一定以上になると山留めも自立では施工ができないので
切梁などの山留め支保工が必要になってくる。

 

しかし

山留め支保工があると作業性が著しく低下したり、構造体を干渉したり
施工上好ましくない状況に置かれる事がしばしばある。

 

そこで

今回は、掘削底がピットだったり耐圧盤だったりとベタッと
掘削面全体に捨てコンクリートを打設する場合について
1つの考え方を提案する。

 

それは

捨てコンクリートを切梁の代わりに利用することである。

と言っても、普段通りの厚み50mmの捨てコンクリートを
そのまま利用するのではない。

詳しい数値は山留めに掛かる水平力などを踏まえて、
検討を行わないとイケないのだけど、150mm程度の
捨てコンクリートを打設することで山留めの切梁になる。

 

つまり

掘削を行って捨てコンクリートを打設して反力となる強度が
確認できれば、1段上の切梁を解体をすることが出来るのだ。

メリットとしては、もちろん邪魔な切梁が無くなることで作業性が
格段に向上するのとともに、切梁の貫通部分に関して言えば
後施工としなくても済むので、施工上だけではなく「漏水」などの
品質上のメリットとして表れてくる。

 

具体的には

底盤が耐圧盤で1段切梁の場合について述べると、耐圧盤を打設後に
切梁を解体するのと、捨てコンクリート打設後に切梁を解体するのでは
耐圧盤の打設時に、水平の支保工を支えるための棚杭の有無が異なる。

棚杭が残ったまま耐圧盤を打設すれば、後施工部分との境に
止水処理を施さないといけなくなるので、数年後に漏水する可能性がある。

 

だから

もしも、あなたがどのようにしたら良いか?分からなければ
専門業者に検討をお願いするのが一番効果的だと感じるよ。
作業の効率化のために、該当する工事があれば一度検討してみてね。

 

つまり

耐圧盤やピット構造の基礎形式で山留の切梁が邪魔な場合は、
掘削後に打設する捨てコンクリートを山留めにドンと当たるまで
打設を行い、切梁代わりにすることも可能である。

 

当然、山留めに掛かる応力に応じて、厚みや強度の検討が必要。
そこは専門業者などと検討をすることにより解決は可能だよ。

現場の施工性としても、捨てコンクリートを打設後に切梁が解体
出来るのであれば、かなり効率としては良いからね。

 

ちなみに

捨てコンクリートについては、過去にこんな記事を書いているので
興味があれば合わせて読んでみてね。

↓  ↓  ↓

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