コンクリート打設中に必ずチェックすべき地中梁の配筋の乱れとは?

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「何だこの配筋の乱れは!!ちゃんと管理してるのか?」

 

とたまたま現場に来た会社の偉い人に言われて
へこんでしまうことありませんか?

そんな人に限って会社やあちこちで自分が発見した
「他人が犯した不具合」を言いふらす傾向にあると
感じているのは私だけでしょうか?

 

なので

冒頭のような発言をされると本当に面倒くさいし、
嫌な気分になるのが私の本音です。

 

しかも

冒頭の状況が見えなくなって解消されるには意外と時間がかかります。
下手すると1ヶ月近くそのままの状況なので、冒頭の話を聞き付けた人が
現場を見に来たときに同じような事を言って帰るので
とても始末が悪いのです。

 

では

冒頭のような状況とは一体どのような状況なのでしょうか?

 

答えは

地中梁の上部にある「ふかし筋の乱れ」のことです。

 

なぜなら

地中梁のふかし筋は、コンクリート打設後に等間隔で
配置されているのが正しい配筋なのですが、

  • 配筋のピッチが何故かズレている
  • ふかし筋が左右に寄ってかぶり厚さ不足になっている

と言う現象が見られることが多いのです。

 

そして

地中梁のコンクリート天端から等間隔で出ているふかし筋の乱れが
とにかく、本当に目につきやすく異常に目立つのです!

 

だから

地中梁のコンクリート打設前、打設中にはふかし筋のチェックを
重点的に行うことをオススメします。

 

ちなみに

地中梁のふかし筋が乱れやすい理由は、地中梁の本体に比べて
ふかし筋の結束と固定が弱い傾向にあるからです。

ふかし筋のあばら筋はふかし筋の主筋に「コの字型」で
上から落とし込んで地中梁のあばら筋と大抵1ヶ所で
結束されるので、コンクリート打設の圧力で動きやすいのです。

 

更に

左右のかぶり厚さについては、地中梁の本体の上部にサイコロ型の
スペーサーを設置して全体のかぶり厚さを確保する場合が多いので
スペーサー上部で固定度の弱いふかし筋は左右に揺れやすいのです。

 

しかも

コンクリート打設前には特に問題無さそうに見えていても、
コンクリート打設による圧力によって乱れることが多いので、
打設中に重点的に確認しておかないと、冒頭のように
ボロカスに言われます。

現実的にはふかし筋の結束数を増やしたり、スペーサーを設置しても
ふかし筋の径が全体的に細いので反力として対抗できにくいので
コンクリート打設中による「目配り」が大切になると私の感じてますよ。

 

つまり

コンクリート打設中に必ずチェックすべき地中梁の配筋の乱れとは、
地中梁の上部のふかし筋のかぶり厚さやピッチの乱れの管理です。

 

なぜなら

コンクリート打設後に目立ちやすく、長い期間さらされることが多いので、
「品質管理不足」と言われる可能性が非常に高いからです。

 

しかし

このようなコンクリート打設後のかぶり厚さ不足やピッチの乱れを
大げさに指摘するような人って私は過去の経験上このような人が
多いと感じていますが、あなたはどのようの感じますか?

↓  ↓  ↓

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