コンクリート工事の施工計画書の本音と裏側(2)

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前回は、コンクリート工事の施工計画書の全17項目のうち
1~2項目までをお伝えしました。
最初から読みたいあなたはこちらからどうぞ。

今回は続きからお伝えします。

 

3.コンクリートの仕上りに関する管理基準値、管理方法等

 

こちらの項目も後日改めて記事にしますが、簡単に言えば
「最終的に建物としての要求品質を満たすためにはこの程度のレベルで良い」
という事を記載する項目です。

 

具体的には

床のレベル1つにとっても、全面石やタイル張りのたてものであれば、
コンクリートの床のレベルは下地モルタルで吸収できる精度があれば十分で、
仕上がりの平坦さについても、下地モルタルとの付着性を重要視するため
ツルツルの平滑な床より、ザラザラな床面の方が好まれます。

 

逆に

上部に水平性に対して敏感な機械が設置される予定の工場であれば、
床のレベルは、建築工事標準仕様書で記載されている基準値よりも
厳しい値で管理しなければイケない状況かも知れませんし、
仕上の平坦さはツルツルでないといけません。

 

つまり

標準仕様書などで記載されている事項を当たり前のように記載する
というだけでは十分では無いという事がお伝えしたいのです。
標準形は標準形で良いのですが、

「じゃあ、この現場では一体どこを目指すのか?」

について、あなたがコンクリート担当者であれば、一度は考えて欲しいのです。

 

4.仮設計画

 

8割の現場ではコンクリートというのは簡単には打てません!

残りの2割の現場では、敷地も十分にあり、近隣も無く
施工計画上では、打設箇所の周りのポンとポンプ車と生コン車を
配置すると終わり!という状況なのであまり気になりません。

 

しかし

冒頭にもお伝えした通り8割の現場は、

「どこにポンプ車を設置すべきか?」

「生コン打設時に、他の作業のルートは確保できるか?」

「ポンプ車1台に対し、生コン車が2台付ける事が出来るか?」

「打設時間は何時までか?超えたらどの様な設備が必要か?」

などを、総合仮設図とにらめっこしながら考える必要があります。
その中で、出た結論を打設計画図や文言に入れて欲しいと
私は強く願っています。

 

また

仮設計画の中は電気や水も忘れがちでありますが入っています。
特に洗い水などの「排水」については注意が必要なのです。

 

なぜなら

コンクリートは強アルカリ性なので、コンクリートに関連した洗い水
についてもアルカリ性の水となるため、そのまま排水口に流してしまうと
水質汚濁防止法違反で捕まります。

あなたが「逮捕」されないためにも、排水設備でのノッチタンクの
設置や中和剤の混入および測定が必要ですよ。

水質汚濁防止法については、こちらでも記事にしていますので
合わせて確認して下さいね。

↓ ↓ ↓

今回はこのあたりでおしまいです。
また次回。

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