全2回にしようと思っていたら思いの外文字数が増えたので
今回を含めた全3回になってしまったよ。
では、始めよう。
今週の工事内容のお知らせ
一定規模以上の建設会社であれば大抵掲示している「今週のお知らせ」。
これが、若い頃は結構苦痛だった。週末になると遅滞なく更新しなければ
よく怒られていたし、でもバタバタしていると忘れがちになってしまう。
日曜日に現場の近くを通って
「あっ、書き忘れていた」
と慌てて書き直したこともシバシバ…。
でも
「こんなの書いても誰も見ないだろう…」
とよく感じていたね。工事にかかる前の近隣説明会で
「搬入車両も書いてよ」と言われて大まかな搬入台数を
記入した現場も合ったけど、実際の予定と狂っても特に苦情なし。
もしも
「今週の工事のお知らせと搬入台数が全然違うじゃないか」
と言われたら、「チェックしているんだ」と認識できるけどね…。
その他のイメージアップ看板
会社のイメージアップや認知度を深めるために
いかに仮囲いを綺麗にするかが会社ごとに違っていて楽しい。
- 会社名を仮囲いに一定間隔で貼る
- 緑をイメージできる草木のシールを貼る
- 仮囲いのコーナー部分を透明パネルにして視界を良くする
- 展示スペースを設けて花や季節の物を飾る
などなど色々な工夫をこらしていて「へ~」と感心することも
よくあるよね。そして、参考にして自分の現場でも使っているよ。
ここが、あなたの現場のオリジナリティーを出せるポイントだよ。
つまり
建築現場の仮囲いに貼っておくべき内容とは、
- 建設業の許可票(建設業法第 40条,建設業法施行規則第 25条)
- 建築基準法による確認済の表示(建築基準法第 89粂.建築基準法施行規則
節11条) - 労災保険関係成立票(労働保険の保険料の徴収等にi刻する法律施行規則第
77条) - 道路占用許可証 (道路法第 32条 ,道路法施行令第 7 条)
- 道路使用許可証(道路交通法第 77条)
- 施工体系図(建設業法第 24条の 7)
- 建設業退職金共済制度適用事業主工事現場標識(中小企業退職金共済法)
- 工事名、設計監理・施工者を明示した看板
- 鉄骨の製作工場(地方による)
- 今週の工事内容のお知らせ
- その他のイメージアップ看板
この中であなたの現場に必要なものは必ず掲示しておこう。
特に()で法令が記載されているものは表示の義務が有るからね。
更に
仮囲いについてはこちらの記事も合わせて読むと効果的。
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