部下教育で9割の人が犯す間違い【アドラー心理学の課題の分離】

Sponsored Links
/* */

 

部下に何を期待するか?

会社組織で働く人間の中で
部下を持つものの共通の課題ではないだろうか?

 

しかし

9割の人は間違いを犯している。
当然私も間違えていた。

 

それどころか、その「間違い」が私の心をむしばみ
壊れそうになる直前まで行ってしまった。
と最近自覚していたのだ。

 

更には、その「間違い」のおかげで
現在私はこのブログを始めているのである。

 

では

何が「間違い」なのか?

 

答えは

「あなたの力で部下を変えることが出来る」
と考えていること。

私を含め、9割の人は自分がアドバイスをすることで
部下が変わって欲しいし、変わってくれる事を願っている。

 

しかし

あなたが、出来るのは

「部下が変わるキッカケをお膳立てする所まで」

 

つまり

部下のことを思い、最善策をアドバイスをするのは
間違いではないし、非常に良いことであると感じる。

 

しかし

実際に、アドバイスを聞いて「行動を変える」のは
あなたではなく、「部下」なのである。

 

だから

アドラーという心理学者は
「あなたの問題」と「他人の問題」を切り離すことを勧めている。
それは「課題の分離」と呼ばれている考え方なのだ。

 

例えば

お母さんが、子供に宿題をしなさいという。
当然、お母さんは子供の将来のことを考えて
「宿題をしなさい」という。

しかし

「宿題をするのか?しないのか?」という問題は
子供の問題であって、お母さんの問題ではない。

だから

子供の問題にお母さんが干渉をするから
人間関係にトラブルが発生するのである。

 

というのが、

アドラーの心理学の「課題の分離」

である。

 

実は

私は、アドラーの心理学というものを
とあるメルマガで知ったのだが、

もう、本当に目からウロコだったよ。

 

なぜなら

私自身の悩みのほとんどが
「自分自身に関係のない他人への干渉」だったから。

  • なぜ、気づくようにならないのか。
  • なぜ、その場面でもう一言反撃できるようにならないのか?
  • 今、気づかないと、後で本当に苦労するよ。

全て、他人の問題で「自分が干渉すべき問題」ではない。

 

だから

最近は、パスを出すだけにしようと試みている。
最終的に、パスを受け取ってシュートするかは部下次第。

えっ、それは冷たすぎ?

もちろん、パスは出し続けるし、記事も書き続ける。

 

自分自身の気持ちは変わらない。
「早く気づいて、もっと成長して欲しい」
という気持ちはね。

その気持ちがあなたに届くと嬉しいな。
といつも感じているよ。

 

つまり

部下教育で9割の人が犯す間違いとは
「部下に教育をしたら、あなたの力で部下が変わるという認識」

あなたは結局お膳立てまでしか出来ない。
最終的にあなたのお膳立てを受けるか受けないかを
判断するのは、「部下自身」なのである。

 

更に

アドラーについて知りたいと興味のある人はこちらから。
ちなみに、私自身もつい最近この本を購入しました。

↓  ↓  ↓

嫌われる勇気

  • コメント: 0
banner11

Sponsored Links


関連記事

  1. 叱って伸ばす?褒めて伸ばす?教育方法の分かれ道

  2. 風通しの良い職場環境の作り方の秘訣とは?

  3. 部下に仕事を任せる事が心配でたまらないあなたへ

  4. 大所長から教わった圧倒的に他人を納得させる秘訣とは?

  5. 部下が業者との電話で困惑していたら助けるべきか?

  6. 会社で部下が思い通りに働かないとお悩みのあなたに伝えたい2つの事

  7. 現場代理人でやっていくには失敗を多くして欲しい3つの理由とは?

  8. 部下にトラブル発生!その時あなたはどうする?

  9. 建設現場で現場所長になるために資格取得以外で必要なものとは?

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プレゼント付無料講座開催中

kouza
仮設 syoseki

プロフィール

myImage

作者:TM


私の職業は「建築現場の現場監督」。
何だかんだで15年働いている。
その15年分のノウハウを若い現場監督さんのために、全て暴露しくよ。

なぜ、キツイ建設業界で働き続けているのか?
その秘訣がしりたいあなたは
今すぐこちらをクリック

↓ ↓ ↓

詳しいプロフィールはこちら


あっ、
ただし「社外秘」や「会社独自の技術」じゃ無いよ。
あくまで、「私個人の感じる本音」だよ。

最新記事・おすすめ記事

  1. 鉄骨工事の中で自然と行われている「環境的な配慮」とは?

    2023.04.10

  2. 鉄骨の製品検査に工事監理者さんを連れていくのは当たり前なのか?

    2023.04.03

  3. 鉄骨工事の工事現場施工要領書に関するチェックのポイントとは?(…

    2023.03.27

  4. 鉄骨工事の工事現場施工要領書に関するチェックのポイントとは?(…

    2023.03.20

  5. 鉄骨工事の工事現場施工要領書に関するチェックのポイントとは?(…

    2023.03.13

  1. 一級建築士の資格勉強を始める時期はいつからか?という悩み

    2020.08.07

  2. 在宅勤務になり建築現場に配属されない時の学習方法は?という悩み

    2020.04.20

  3. 最上階の梁の定着は一般解の梁と何が違うのか?

    2019.02.15

  4. TMです。新年明けましておめでとうございます。【悩める建設マンへ】

    2019.01.01

  5. 工事写真をスマホで管理する時代が到来!Photo Manager(2)

    2017.10.09

人気記事ランキング

月間週間デイリー

ブログランキング

にほんブログ村 住まいブログ 現場監督へ