安全パトロールで受ける指摘事項の
是正に対する考え方で、
「その考え方は違うぞ」
と感じることが最近多い。
それは
安全パトロールの是正報告書の提出までの
期限が例えば1週間後だったとしたら、
1週間後に間に合うように是正を行えばOKという考え方。
「えっ、何でイケナイの?」
と感じたあなたは要注意。
なぜなら
本来は、安全パトロールで指摘されるということは
事故が起こる確率の高い、危険な箇所があるということ。
つまり
直ちに是正すべき内容である。
だから
正解は、指摘を受けたら遅滞なく是正を行うべきで
材料の手配や、業者の手配が付かないものに限り
手配後に行うというスタイルであるべき。
すると
是正報告書っていうのは、段取りが必要な物があっても
大体3日後くらいには完了しているはず。
1週間の期限ギリギリで是正をしているようでは
遅いということである。
そして
本当にベストなのは、言われたその場で是正するのが良い。
その直ぐに是正をするという姿勢は、安全の不備は許さない。
という気持ちの現れであり、パトロール員さんにも響くはず。
だから
安全パトロールの是正は直ぐに行うべき。
更に
労働基準監督署の臨検などの場合は典型的な例である。
監督署の職員と現場を廻っている時に、
何か指摘されたら、目の前で是正をして
最終的に、事務所に帰って来た時には全ての是正が完了
となっているのがベスト。
そうすることで、監督署の職員も「是正勧告」は出して帰る
かも知れないが、是正は確認しているということで、
後日書類を受け取りにいった段階で完結になるから。
結果として、たとえ是正を受けたとしても
労働基準監督署の印象は良くなるのだ。
それを
パフォーマンスと言ってしまえばそれまでだが、
下手に振る舞って余計な仕事を増やすくらいなら
大いにやるべきではないかと、個人的には感じるよ。
結局
やるか、やらないかはあなた次第だけどね。
つまり
安全パトロールの是正に対する意識について
私が感じたことは、
「言われたら直ぐに是正しようよ」
ということ。
もしも
事故が起こったら、後悔しか起きないからね。
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