「私は新入社員なので、
良く分からないこともいっぱいあると思いますが、
宜しくお願いします。」
と、あなたは挨拶していないだろうか?
この「新入社員」という言葉は非常に便利な言葉である。
- まだ知識が乏しいから仕方ない
- 失敗してもしょうがない
- 誰かに教えてもらえる
- 間違えても責任がない
などなど。
これを聞いたあなたは、
「何をふざけたことを」と思うだろうか?
例えば
あなたは、ファミレスなどの店員さんで「研修中」の札を
付けていない店員さんを、経験でランク付しているだろうか。
等しく、「店員さん」でひとくくりにしていないだろうか?
もし、そうだとしたら、
「何故あなたの場合は違うの?」
「現場に初心者マークをつけて出てる?」
「現場に「研修中」の札をつけて出てる?」
多分、そんなことはしていないはず。
でも、現場に出て職人さんからは
「1人前の現場監督」としてきっと見られている。
そして、そのように思われて、物事を聞かれるはず。
あなたがファミレスの店員さんにするのと同じようにね。
誰でも、自分に甘い。
何故なら、私もそうだった。
でも、現場の経験を踏んでいくうちに
ある事に気が付いたんだよね。
それは
現場の人間は2パターンいること。
1つは
- まだ、2年目だからそんな仕事無理です。
- まだ、主任だから上司に聞かないと分かりません。
- まだ副所長だから、所長と相談します。
もう1つは
- まだ、2年目だけど、おもしろそうだからその仕事やってみたい。
- まだ、主任だけど、ここは自分の裁量で出来るから任せとけ。
- 所長には、後できちっと説明しておくから、私の言うとおりにやってみよう。
という考え方のどちらが好き?
きっと、成果を出している人達は後者のはず。
だから、「新入社員」という言葉を今から使わないほうが良い。
「新入社員」と自分で言ってたら、
ずーーーーーーーーーっと、新入社員気分のままだよ。
だから、
早いほうが良い。
気づいた時からでも、全然遅くないけど
最初から、そういう気持ちでいるのが一番良い。
そう実感している。
「新入社員」を言い訳に使わない。
ということは、とってもとっても大変なことだけど
これが1年実践できたら、
もう2~3年生の何人かは、きっと追い抜いているはず。
なぜなら、そういう人は、
いつも自分に都合の良い言い訳ばかり探しているから。
そのくらい効果的。
だから、やってみようよ。
冒頭の挨拶は
「今年の4月に入社しました。
でも、頑張りますので、よろしくお願いします。」
でOK。
後ろ向きなことは言わなくても、
きちっと相手にはあなたが新入社員だって言うことは伝わっているよ。
そして、前向きに頑張っていく姿勢があることもね。
つまり
新入社員でも、自分の事を「新入社員」と言わない方が
より早く成長するマインドを手に入れることが出来る。
この記事へのコメントはありません。