以前、元警察関係者の人が安全パトロールに来たことがある。
ちょうど、現場の進捗は土工事であり、残土の搬出中であった。
私は、元警察関係者の人ってダンプをチェックする時に
どのような所をチェックするのか非常に興味があった。
きっと
現場の技術者とは少し違った視点で見るのだろうな。とね。
まず
開口一番。
「ちゃんと緑ナンバー付けてますね。
この地域は大体緑ナンバーですか?」
と聞かれたので、
「ダンプは普通に緑ナンバーですけど…」
と私が答えると
「そうですか。首都圏では結構白ナンバーが多くてね…」
と言ってたよ。
ダンプの緑ナンバーについてはこちらの記事を参考にしてね。
そして
運転手さんから、「車検証」と「自賠責保険」、「任意保険」の
写しを貰って、有効期限を確認していた。
実際に
有効期限の切れた証書のコピーを積んでいる運転手さんって
実は多いらしいよ。
次に
ダンプに付いている「自重計」のチェックを行ったよ。
ちなみに、「自重計」とは、ダンプ自体に備わっている
積み荷の重さをセルフチェックできる予めダンプについている装置。
そこで
自重計の数値を確認して、最大積載数量を確認して
「良し、過積載では無い」
最後に
「発煙筒を見せてもらえる?」
と、発煙筒を受け取ってマジマジと見た瞬間に、
「有効期限切れているね。ダメだよ」
と、指摘を食らってしまったよ。
でも
よく考えてみると、発煙筒の有効期限なんて
今まで全く気にしたことも無かったし、
きっと、自分の車の発煙筒の有効期限も絶対に切れている。
と感じたくらいだからね。
確かに
実際に、交通量の多い道路で事故を起こしてしまった時に、
発煙筒の有効期限が切れていて、煙が出なかったら、
二次災害や三次災害の危険性があるから、大切だな。と感じたよ。
もしも
あなたの現場において、ダンプを使う工事があれば、
一度きちんとなっているか?確認して見るもの良いかもね。
つまり
元警察関係者の方が安全パトロールに来られた時に
ダンプについてチェックしていった内容は、
- 緑ナンバーの確認
- 車検証や保険関係の有効期限の確認
- 自重計の作動状況
- 発煙筒の有効期限
だったよ。
あっ
そう言えば「警察」といえばこちらの記事もあるよ。
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