けんせつ小町、なでしこと言われて
色んな媒体で女性の現場監督が取り上げられている。
それは
私のブログの読者にも一定数の女性がいることは、
それだけ建設業に携わる女性が増えている証拠である。
なぜなら
若くはないオッサンが女性に共感されるような
記事を書けないと勝手に思い込んでいるので、
あえて、女性向けの記事を書いていないから。
そこで
今回は、たまたま一緒に働いた女性職員が言っていた
現場で準備してもらうと嬉しい3つのポイントをお伝えするよ。
なぜなら
一定規模以上のゼネコンや、大規模な現場では
比較的に整備が整っていくけど、全体的に見るとまだまだ。
という印象があるから、少しでも貢献できれば…。と言う気持ちから。
まずは
「女性用のトイレ」。
もしも
あなたの現場に女性がいなくても、いつの日か
作業員さんとして来る時に備えて1つ設置してあげて欲しい。
「そんなスペース無いよ」
と男性のあなたは感じるかもしれないが、
「トイレが快適か?」と言うのは女性にとって非常に重要。
私の嫁さんも、どこかに遊びに行くときは
「あそこはトイレが綺麗だから良いよね」
「あそこのトイレは嫌だから行きたくない」
と、遊びに行く所を左右する重要なポイントになっているし、
「女性がトイレに入った後に、男性にトイレに入られることに
抵抗の有る女性は多い」
と言ってたしね。
ということは、女性の作業員さんが、
あなたの現場に行くか?行きたくないか?
を決めるポイントに、なっている可能性もある。
男性の私でさえ、「トイレは綺麗な方が良い」と感じているからね。
次に
「着替えることの出来る場所」。
今日みたいに暑い夏の日は、少なくても仕事が終わったら
着替えて、サッパリして帰りたいよね。
それは
男性でも女性でも変わらない気持ちだし、
実際に、車通勤でも仕事終わりに着替えて変える作業員さんは多い。
それなら、安心して着替えることの出来る場所を小さくても良いから
設置してあげると喜ばれることは間違いないよ。
でも
「そんな事までする必要あるの?」
という反対意見も絶対にあると感じるよ。
今まで設置したことなかったから、今の現場でも設置しない。
「過剰設備」であるという意見を持っている人もいるはず。
だけど
私は「もうそんな時代じゃない」と言いたいね。
そして、「スペースが無いから出来ない」という「出来ない理由」を
探すよりは、「スペースをいかに工夫すれば出来るか?」を
考えたほうが、絶対思考力は上がるし楽しいと感じるけどな~。
あなたはどのように感じるかな?
実際に
私が会社に入って来た時から、女性の現場監督や作業員さん
に対する環境って本当に変わってきたと感じている。
なぜなら
私が会社に入った時は、女性用の設備なんて
ほとんど無かったような記憶があるからだ。
しかし
最近、色んな雑誌等で取り上げられるようになって、
「ダイバーシティ」という言葉が出てきてから劇的に変わってきた。
数年前に比べたら、格段に環境が変わってきたと感じている。
ということで、長くなりそうなので続きはまた明日。
この記事へのコメントはありません。