現場巡視時に度々目にすることになる
不安全行動や不具合になりかねない施工。
あなたはその都度是正のために指示や注意喚起をしている?
以前に
私の周りで、トラブルが合った時に少しお伝えしておこう。
トラブル自体はそんなに大きなことにはならなかったのだけど
問題の発端となったのは、ある作業員さんの一言から。
それは、何故トラブルが起こったのか原因究明を
していた時のことであった。
再発防止会の時に、突然ある作業員さんが
「監督さんが私の横を通って行ったけど、
何も言わなかったので問題ないと思いました」
と言ったのである。
つまり
作業員さんは、自分で良くない事をやっている認識は
あったけど、現場監督が何も言わないということは
「認めている」と感じていた。ということなのだ。
ゆえに
黙認=黙って認めている
という印象を相手が持ってしまう。
ちなみに
当の本人は、全くそんな気もなく通り過ぎただけであった。
もちろん、実際に気づいていたかどうかは本人しか
分からないので、本当のことを言っているかは不明だけどね。
だから
あなたが現場を巡視する時に、何か気づいたら
「必ず声に出して注意する」という姿勢が非常に重要。
なぜなら
今回の件のように、いきなり被疑者にされる可能性があるし、
何よりも、あなたが見逃したことで「怪我」でもされたら
きっと「後悔」しか残らないから。
まずは、「気づく」、
そして「指示する」
最終的に「出来るまでやらせる」
という3つの行動を起こすことが
安全で品質の良い現場を運営していく上で
非常に重要な事だよ。
大丈夫。
最初からうまく出来る人なんていないので
あなたのペースで少しずつ目標を決めて
取り組んでいこうね。
つまり
現場巡視時に、不具合や危険行動を見ても
何も言わないこと。つまり「黙認」と言うのは、
文字通り「黙って認めているということ」
だから
何かトラブルや事故が発生した時は、
作業員さんはきっと「何も言われないからOKだと思った」
という趣旨の発言をすることになると感じる。
そうなると、あなたは言い逃れとは出来ないし、
かなり責められることになるよ。
更に
今回の事例を、私は「現場巡視時の3つの壁」と
勝手に名づけている。
詳細はこちらで記事にしているので
合わせて読んで見よう。
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