大規模の現場を運営していくうえでは、
元請け職員の力だけでは全然足りない。
必然的に職長さんの力も借りないと、
隅々まで行き届いた現場には中々ならない。
そして、何十人もいる職長さんの中で、
誰に中心的な役割を担ってもらうかっていうのは結構重要な問題。
では、
どのようにして、現場のキーマンとなるべき職長さんを、
数いる職長さんの中からピックアップするのか?
という問題が出て来るよね。
まず
一口に職長さんと言っても色々なタイプがいる。
- ほぼ職人さんというタイプ
- 打合せの場では何も言えないタイプ
- 他の業者を押しのけて自社の意見を通すタイプ
- 他の業者を優先させてあげるタイプ
- 自社も他社も調整して進めていくタイプ
この中で1番あなたがキーマンになるタイプはどのタイプであると感じるかな?
きっと
9割の人は5番の職長さんであると答えるよね。
私の答えも当然5番。
じゃあ
どうやったら5番の職長さんを見つける事が出来るかな?
私の考えは、翌日の作業打合せ前にヒントがあると考えている。
つまり、翌日の作業を発表する時に、本当に自分の作業が出来るのか?
発表した内容で周りの職種の人が問題ないのか?
という事を気にするような職長さんを見つける事がベストである。
だから
作業打合せ前に、他の職長さんとコソコソと、
「明日ここやりますけど、大丈夫です?」
「いやいや、明日は〇〇しようと思ってたんだけど…」
「じゃあ、朝一こちらの方から攻めますので、
先に済まして下さい」
「分かった。そうするわ」
という会話が聞こえてきたら、
その人はキーマンになる資格があると私は感じているよ。
よって、作業打合せ前の時間というのは、
非常に貴重な発見が出来る時間であると私は感じている。
つまり
現場運営に欠かせない職長のキーマンを見つける秘訣とは、
翌日の作業打合せ前に少し早めに来て、他の職種の職長さんと、
作業の調整をしている職長さんをキーマンとして
現場の運営や職長会のメインのポストに据えてあげると、
現場の運営は非常に楽になる。
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