私が新入社員の頃は毎日仮設材を拾っていた。
しかし、今は出来るだけ拾いは専門業者にお願いしている。
それは
単純に、部下の仕事量の軽減なのだが問題が無いわけではない。
仮設材が拾えなくなってきている人が増えてしまったのだ。
そこで
今回は仮設材を拾うためのコツをお伝えするのだけど、
足場の基本的な構造は理解をしている前提でお伝えする。
足場の基本が分かっていないと正確に拾うことは出来ないので、
基本を学ぶ事がまずは先決。
しかし
足場の基本が分かっていても拾い間違いは頻繁に起こる。
実際に、鳶さんが組み立てる時になって
「あれっ?直線ジョイントが無い!」
と、材料を頼み忘れていることがチラホラあるから。
もちろん、私自身も嫌というほど経験しているし、
たまに材料を拾っている部下を見ていても同じ。
では
足場などの仮設材の拾い漏れを無くす効果的な方法は?
だけど、先に結論をいうと「組み立てる順番で拾う」
と拾い漏れが圧倒的に減少する。
材料を拾い漏れるのは、直線ジョイントやジャッキベースなどの
小物が9割、建枠や鋼製布板などは忘れることは少ない。
しかし
他の材料が完璧に揃っていても敷き板とジャッキベースが
現場に1つも無ければ足場を組み立てることは出来ない。
そんな失敗も私はしたことあるよ。
だから
最初は敷き板を敷くから、まずは敷き板を拾って、
次はジャッキベースを並べるからジャッキベース。
その次は、建枠を立ててブレースと鋼製布板。
すると、根がらみが必要だから単管パイプと直交クランプと
大切なのは単管パイプをつなぐ町ジョイント。
このように
実際に組み立てる順序で材料を拾うと少なくても
最初の数ステップで拾い漏れの可能性はかなり減少する。
だから、私の中で一番効果的な方法であると感じるよ。
つまり
足場などの仮設材の拾い方(積算方法)が分からないという悩み
に対しての間違いや拾い漏れの一番少ない拾い方は、
施工する順番に材料を拾っていくこと。
でも
作業をいかにイメージが出来るか?がポイントになるので
あなたにもしも経験のない場合はこちらを仲間にするという
方法もあるよ。
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